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DQ3 そして現実へ…  (リュカ伝その2)
城塞都市メルキド
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ー))へ徐にキスをするアルル。

「………んぷはっ…な、何ですか?いきなり…」
急にキスをされて驚き混乱するティミー。
「そんな事聞くなよな…消毒だよ!…アルル的に清めなんだよ!」
情けない息子に教えるリュカ。
「しょ、消毒!?清め?」
「そうよ!私はあのバカ女に、唇を汚されたの!貴方の唇で浄化して!」
アルルは言い切るや、またティミーにキスをする。

「お嬢さんの唇は、僕が浄化しましょうか?」
リュカはスカした態度で女性に詰め寄り口説き出す。
「い、いえ…私は大丈夫ですから…」
「じゃぁ私が…ん…」
女性には断られたが、妻には受け入れられた様で、アルル同様に人目も憚らずキスをしてくる。



さて…
イチャつく2組のカップルが落ち着いたところで互いに自己紹介し、女性(フィリ)に現状を伝えた。
「………そんな…オルテガ様では無いどころか、奥さんと娘さんなんですか!?あんなに激しく愛し合ったのに…」

「は、激しくって…ふさけんじゃないわよ!アンタとは………」
アルルは怒りに任せて酷い事を言いそうになったのだが、ある事が気になって最後まで言えなくなった。
「…リュ、リュカさん…ちょっと確認してほしい事があるんですが…いいですか?」
そう言うとリュカの耳元で囁くアルル…

「うん。確認してみるね…」
リュカはアルルの依頼を受け、徐にフィリの腹部を触り出す。
「ちょ、何ですかいきなり!」
「うん…大丈夫だよ。誰も居ない!」

「ふぅ〜…ここでもかと思っちゃいましたよ…ありがとうございますリュカさん」
どうやらアルルは、フィリが妊娠していないかを確認した様だ。
「ちょっと、何なのよ!説明しなさいよね!」
「うるさいわね、アンタは黙ってなさいよ!」
フィリに対して怒りを隠さないアルル…見かねたティミーが詫びを入れる。
「申し訳ございませんでした。アルルは…彼女は貴方のお腹の中に、オルテガの子が宿ってないかを確認しただけなのです…」
父の頭を掴み、無理矢理フィリに頭を下げさせるティミー。

「はぁ?良く見なさいよ!私が子供を産んだババアに見えるの!?まだピッチピッチなんだからね!」
「「な…こ、子供を産んだババア!?」」
どうやらフィリはKYな女らしく、2人の母親を敵に回したようだ!
「ふざけんな小娘!私なんか3人も出産したのに、このプロポーションを意地してんのよ!」
「私だってアルルを産む以前の体型を、頑張って維持してきたんですよ!」
凄い剣幕で捲し立てるビアンカとアメリア…
流石のKY女もたじろむしかない。

女性の怒号が町中に響き渡る…
やる気のない町民達も、好奇心を擽られたようで、集まってきた。
居たたまれないフィリは…
「ご、ごめんなさい…と、ともかく…ここで
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