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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第四十五話 潰えた理想
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エルが彼に尋ねてきた。
「最初の頃だったかな。少し乗っていたよ」
「あれはそれ程でもないですよね、エネルギー消費は」
「ああ。何かと使い易くていい機体だよ、あれは」
「そうそう」
「エルのはそうかもしれないけど俺のは違うよ」
「モンドのはフルアーマーだからね」
「最初は困ったよ。今までのマークツーとは動きが全然違うんだから」
「そのわりに巧く扱ってるじゃない」
「慣れたからね、何度も乗ってると」
「俺のフルアーマー百式改も曲者だしな」
 ビーチャも言った。
「火力がでかいのはいいけれどその分操縦が難しいぜ」
「僕のメタス改も今までのメタスとは違うしね」
「何だ、イーノのもかよ」
「うん。だから結構困ったよ、最初は」
「そうなんだ」
「最初だけだったけれどね。けれどやっぱり慣れるよね」
「ブライトから聞いたが何か君達はまた変な方法でロンド=ベルに入ったそうだな」
 アムロは話の途中で彼等にそう尋ねてきた。ガンダムチームの面々はそれに答える。
「まあシャングリラに敵が来て」
「それであれよころよという間でしたから」
「何か君達はそういうパターンが多いな」
「成り行きってやつですかね」
「これも運命かな」
「けれどそれでまたキュベレィに乗れるとは思わなかったな」
「プルツーはキュベレィが一番好きだからね」
「まあな」
 彼女はプルの言葉に頷いてみせた。
「あれが一番いい。あたしにとっては一番いい機体だ」
「あたしも。何か乗り易い」
「一緒にいられるしな。今度も頼むよプル」
「うん」
「まあ乗り易い機体が一番だな」
「アムロ中佐はやっぱりニューガンダムですか」
「そうだな」
 アムロは彼等の言葉に頷いた。
「俺が設計したせいもあるが。やっぱりガンダムが合っている」
「それはいいですね」
「もう前のバルマー戦役だからな。長い付き合いになるな」
「俺のダブルゼータもそうですけれどね」
「どうだ、やはり付き合いが長いとわかり易いだろう」
「はい」
「機体の癖がな。よくわかるようになる」
「そうですね」
「フォッカー少佐も言っていたよ。今乗っている機体が一番いいってな」
「そういえばバルキリーもかなりの種類が開発されていますね」
 オデロがここで気がついたように言った。
「三角形のやつとか。他にも色々と」
「目的に合わせて開発しているらしい」
「目的に」
「そうだ。例えばVF−17はステルス機能を重視した」
「はい」
「サイレーンは重装備。それぞれ目的に応じて開発されているらしい」
「何かモビルスーツと同じですね、それでは」
「そうだな。その点では近いのかもな」
 アムロは今度はマーベットの言葉に頷いた。
「あちらは変形機能がかなり複雑だけれどな」
「ただ戦い
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