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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第三十話 仕組まれた引き金
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緒だった。アルビオンのパイロット達が皆そこにいた。
「けれどモンシアさんって意外と寒さに強いんですね」
「慣れってやつよ」
 ツグミに対してそう答える。
「俺の生まれた国は寒くてな。それで慣れたのさ」
「ふうん、そうなんですか」
「俺と同じだな」
 アルゴがここでポツリと言った。
「ていうかアルゴさんの故郷でしょ、ここ」
「一応はな」
 アルゴは頷いた。
「俺はコロニー生まれだがな。ネオ=ロシアだからな」
「あたしも同じだね」
 アレンビーも言った。
「あたしも寒い国だよ、ネオースウェーデン」
「あ、そうだったね」
 アイリスがそれを聞いてハッとした。
「あんたも寒い国の生まれだったんだ」
「そうだよ。オーロラも見たことあるよ」
「ねえ」
 それを聞いたクリスがグイ、と顔を前に出してきた。
「オーロラって綺麗なの?見たことないのだけれど」
「まあ綺麗って言えば綺麗かな」
 しかし当のアレンビーの答えは素っ気無いものである。
「あたしはあんまり興味なかったけれど」
「あら、そうなの」
「スフェーデン生まれだからってオーロラが好きとは限らないよ。あたしはそれより戦う方が好きだし」
「何か今更って感じのする言葉だな」
 キースがそれを聞いて呟いた。
「けれどスフェーデンはいいところなのは事実だよ」
「本当!?」
「魚が美味しいしね。鮭も鰻も美味しいよ」
「いいな、それって」
 それを聞いたコウとコスモクラッシャー隊の面々が声をあげた。
「魚が美味いって」
「あ、そうか」
 アレンビーはそれを見て気付いた。
「あんた達日本人だったんだね。だから魚が好きなんだ」
「嫌いな人はそうそういないな」
 ケンジがそれを認めるような言葉を口にした。
「刺身にしてもいいし」
「天麩羅もいい」
「鍋や唐揚げにしてもな」
「ふうん、色々な食べ方があるんだ」
「そうさ。知らなかったのか?」
「だってドモンは何かいつも焼いたのをそのままガブリだったし。もしくは生のままで」
「ドモンさんは特別よ」
 ミカがそれを聞いて困ったような顔をした。
「ドモンさんだったらウランを食べても平気なんだから」
「偉いいいようだな」
 当のドモンがそれを聞いて顔を顰めさせた。
「俺でもウランなんかは食べないが」
「レインさん、それ本当?」
「ええ」
 レインはミカの言葉に頷いた。
「ドモンはね、健康は大事にしているから。これでも体調管理はしっかりしているわよ」
「レインさんが全部やってるんじゃ」
「世話女房だしな」
 キースとバーニィがそれを聞いてヒソヒソと話をしている。だが彼等はそれをよこに話を続ける。
「そうだったんだ。ドモンさんも格闘家だしね」
「当然だ。俺は何時誰の攻撃を受けるかわ
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