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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第十六話 四人の竜その十一
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「俺達は音也から御前を頼むと言われてるんだからな」
「それにだよ。僕達だって渡が好きだし」
「それで断る筈がない」
 それはラモンと力もだった。
「僕達は友達じゃない」
「友人の頼みを断ることはしない」
「だからね。今回の戦いもね」
「共に戦わせてくれ」
「有り難う。それじゃあ」
 三人の言葉を受けてだ。紅も微笑みになりだ。
 そのうえでだ。こう彼等に言った。
「今回も宜しくね」
「ああ。しかし四人の竜か」
 次狼は紅に教えられたそのことについて言及した。
「それに狼人間か」
「狼っていうと次狼と一緒だよね」
「そうだな。しかし違うところがあるな」 
 それは何かというとだった。
「俺は男だがその娘は女で。しかもだ」
「次狼より狼の遺伝子が強いかな」
「そうみたいだな。俺は姿を変えるが」
 それに対してアイはだった。
「そいつは元からだな。少し話してみたいな」
「僕みたいな半漁人はいないみたいだね」
「フランケンシュタインもいないか」
 ラモンと力は少し寂しそうに述べた。
「まあいいか。何処かの世界にいるだろうし」
「それを楽しみにすることも悪くない」
「そう。それではだ」
 こう話してだった。彼等はだ。
 紅と共に戦うことを述べた。そのうえでだ。
 紅は登校した。三人と一緒だ。その三人を見てだ。
 竜司がだ。少し戸惑いながら言うのだった。
「あの、三人共学生としては潜入されませんよね」
「安心しろ、俺もわかっている」
「僕はその名目で入るけれどね」
「俺は用務員になった」
 三人はそれぞれ竜司に話す。そうしてだ。
 次狼がだ。こう話すのだった。
「しかしだ。俺はだ」
「間違っても学生じゃないわよね」
 かなり無理のある制服姿の英理子が突っ込みを入れる。人のことを言えた義理ではないかも知れなかった。その無理のある制服姿がかなり淫靡であった。
「一応聞くけれど」
「体育教師になった」
 次狼は自分で述べた。
「そういう名目だ」
「まあそれなら通用するけれどね」
「そうだ。ところで狼人がいたな」
「私のことね」
 ここでアイが出て来て言う。
「何か用かしら」
「俺もそうだ」
 こう言ってだ。次狼は変身してみせた。その本来の姿にだ。
 その姿になってからだ。彼は言うのだった。
「これでわかったか」
「あんたもそうだったの」
「俺だけではない。他の奴等もだ」
 次狼はラモンと力に顔を向けて述べる。
「それぞれの種族の最後の生き残りだ」
「こういう姿なんだ」
「この通りだ」
 ラモンと力も本来の姿になる。見れば確かにその通りだった。
 それを見せてだ。彼等は話すのだった。
「わかってくれたかな、これで」
「俺達のことは」
「そうだったんです
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