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混沌の魔術師と天空の巫女
第1章 ニルヴァーナ編
ニルヴァーナを止めよ!
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ディは破壊の魔法が苦手だからなぁ・・・。

『こっちは2人だ!!』

「2人・・・?そうか、ジェラールか!!」

『ああ。』

「じゃあ俺入れて3人・・・」

『私がいるではないか、縛られているが・・・。』

『一夜さん!!』

「これで4人!!」

『まずい・・・もう・・・僕の魔力が・・・念話が・・・切れ・・・。』

まずいぜそりゃあ!!!

『後3人だ!!誰か返事をしてくれーーーーー!!!!!』

「頼む!!時間が無い!!!」

頼れるのは・・・ナツさん達だけか・・・。

『「ナツさん・・・。」』

『オスネコ・・・。』

『ハッピー・・・。』

『ナツ・・・。』

『僕達の声が・・・』

『聞こえるぞ!!!!』

ナツさん!!!

『聞こえてる・・・。』

『7つの魔水晶(ラクリマ)を・・・同時に・・・壊・・・す・・・。』

『運がいい奴はついでにゼロともう1人の奴を殴れる・・・でしょ?』

『後18分、急がなきゃ・・・ウェンディとシャルル、
 コージにミントのギルドを守るんだ。』

・・・感謝します、皆さん。

『も・・・もうすぐ、念話が・・・切れる・・・頭の中に僕が送った地図がある・・・
 各・・・魔水晶(ラクリマ)に番号を・・・付けた・・・
 全員がバラけるように・・・決めて・・・。』

『1だ!!!』

そう言ったのはナツさんだった。

『2』

『3に行く!!ゼロがいませんように。』

順にグレイさん、ルーシィさんが言う。

『私は4へ行こう!!!ここから1番近い香り(バリファム)が教えている!!!』

『教えているのは地図だ。』

『そんなマジでつっこまなくても・・・。』

『私は5に行く。』

『では俺は・・・!?』

『お前は6だ。』

『他に誰かいんのか?今の誰だ!!』

ジェラールが言おうとしたが、エルザさんはジェラールの口を手でふさぎ、
勝手に言った・・・何故?

そういえばナツさん、ジェラールの事を何か怒っていたな・・・俺も黙っとこう。

「じゃあ俺が1番近い巨大魔水晶(ラクリマ)へ行きます。」

『お兄ちゃん・・・。』

「心配するなって、やられてなるかよ!!帰ってくるって!!」

『うん・・・。』

プツリ

「ん!?おい!!ウェンディ!!!念話が切れたか・・・。
 ヒビキさんも限界だったしな。・・・さて、やってやるか!!!」

俺は(エーラ)を出し、光線が発射された巨大な穴みたいな所へ入って行った。

「ぶっ壊してやるぜ!!!!!!!!!」
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