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転生とらぶる
スーパーロボット大戦OGs
0078話
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てみれば当然の話なのだが、こちらの世界へと転移してくる前のテスラ研での数々の戦闘――特にベーオウルブズ――をこなした後に、リュケイオスでこちらに転移。オペレーションSRWで行われていた連邦軍とエアロゲイターとの戦いに介入。その後は連邦軍に紛れて地球に降下し、そのまま1人旅と洒落込んでいたのだ。
 空間倉庫の中は時間が止まっているとは言っても、あの戦闘を潜り抜けた機体だ。レモン達技術班に頼んでオーバーホールをして貰う必要があるだろう。

「レイディバード、聞こえるか?」
「はい、隊長。感度良好です」
「今からそちらに戻る。戻ったらすぐに出発するから発進準備をしておけ」
「了解。それとヴィンデル様より通信が入っていますがそちらにお繋ぎしてもよろしいでしょうか?」
「ヴィンデルが? ああ、構わん」

 俺が了解の返事を出すと、すぐにモニタにヴィンデルが表示される。

「どうやら機体の回収は上手く行ったようだな」
「ああ。ところでどうした? まさかそんな事の為に通信を送ってきた訳じゃないだろ?」

 まさかあのヴィンデルがそこまで心配性な訳がない。何か起きたのだろうか。

「実はアクセルの今いる場所からすぐ近くでDCの潜水艦、キラーホエールが連邦軍艦隊に追撃されているという情報がW16から入った。本来なら手を出す必要も無いのだが、近くにアクセルがいるのをバンに知られてしまってな。出来れば手を貸して欲しいそうだ」
「W16が? となると、アーチボルドの部隊か」

 アーチボルドの顔を思い出し、思わず眉を顰める。

「お前があの男を嫌っているのは分かっている。だがあの男の部下とはそれなりに親しくなったのだろう? ならそれを助けると考えて欲しい」

 確かに、ユウキやカーラ、エキドナを見捨てるのは忍びない。だが原作通りならわざわざ俺が手を出さなくても無事アースクレイドルに辿り着ける筈なのだ。
 しかし逆にアーチボルドの件を抜きにして考えてみる。その場合、今回の作戦はノイエDC総帥になる予定のバン大佐にシャドウミラーとして貸しを作る事が出来る。それにアーチボルドはともかく、その部下達は俺やシャドウミラーに少なからず好意的になってくれるだろう。

「……了解した。だが、グロウセイヴァーはオーバーホールが必要な程酷使されている状態だ。あまり期待されてもそれに答えられるかどうか分からないぞ?」

 ヴィンデルへと現在のグロウセイヴァーの状況を送る。リニアレールガンとガン・レイピアは残弾が数発しか残ってなく、ファイア・ダガーに関しては残弾0だ。右手のグレイプニルに関してもベーオウルフを相手取った時に必要量以上の念動力を注ぎ込んだ為に機能停止。ファントムも残り10機のみと戦力的には万全の状態の半分程度か。
 せめてもの救いは、
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