暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
スーパーロボット大戦OGs
0077話
[2/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
うがないのだろう。こいつは原作と同じくWナンバーズを余り信用していない。そうなると実働部隊として使える手駒が一気に減ってしまう。アル、ボビー、フルストの元部下3人組もあちらの世界で戦死しているしな。
 そう考えると、最後の最後でバリソンがベーオウルフにやられてしまったのは思った以上にでかいダメージだな。

「そっちはどうだ? 上手くいっているのか?」
「うむ、ほぼ予定通りだ」
「こちら側のベーオウルフは?」
「知っているのか。あの男が存在している事を」
「そりゃあ知っているさ。オペレーションSRWの最中に俺は転移してきたんだぞ? エアロゲイターの前線基地、ホワイトスターだったか? あれからゲシュペンストMk-V、いやこちらの世界ではアルトアイゼンとか言ったか? まぁ、ともかくその機体が脱出してきたのもASRSで隠れながら見学させて貰ったしな」
「現在の奴の所在は押さえている。今はスペースノア級戦闘母艦のハガネにいる」
「W17にマークをさせてるわ。だからアクセルが余り拘る必要は無いわ」
「W17か。多少不安は残るが現在の手持ちで出せる札が他に無い、か」

 ハガネとヒリュウ改に関しての話はそこで終わり、軽い世間話と情報交換をする。その中でヴィンデルがバンと会った時の話へと話題が移り、レモンが興味を示した。

「……で、どうだったの? 新たなDCの総帥候補さんは?」
「噂通りの男だ。DC残党だけでなく、北アフリカの反連邦主義者達を纏め上げている。単なる戦争屋ではないな」
「元は民族解放戦線の指導者だったそうだし、政治面に長けていて当然ね。期待以上の人材かも」
「それだけに我々シャドウミラーの真実に気が付く可能性も高い」
「いずれは分かる事よ。邪魔になればその時は、ね」
「イーグレット・フェフとは違うという事か?」
「ええ、彼はいい意味でも悪い意味でも純粋な科学者だもの。それに、ローズのお嬢ちゃんと同じで、あの手のタイプにはこちらの手の内を見せておいた方がいいのよ。例の装置を完全に修理するまでの時間を稼ぐ為にもね」
「例の装置? アギュイエウスか?」
「ええ、現在ソウルゲインにあの装置を組み込んでヴィンデルの専用機を設計している所よ。ただ、アギュイエウスがどうにも上手く制御出来ないのよ。EOTなんかも組み込んでるだけに相性の問題なのかしらね」

 ふむ、俺がソウルゲインに乗らなかった影響により、ヴィンデルがソウルゲインに乗る事になったのか。まぁ、レモンの話を聞く限りでは色々とカスタム化されているようで原作のそれとは大分違ってしまうようだが。

「私の機体の事はともかく、地球連邦軍の力はもう少し削いでおきたい」
「大丈夫じゃないかしら? 現状から考えれば、次の作戦は99%成功するわ」
「残りの1%を侮り敗北し
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ