暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 平凡な日常を望む転生者
第76話 ユーリ救出戦
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た方がいい気がしてきた………




「皆の者、王の目覚め……アダッ!?」

「昨日も話したろ!王を名乗るのは控えろ!」

「すまん、つい癖で………」

時刻は10時を少し過ぎた辺り。
アミタとキリエの後にフェリアが起きてきて、みんなでリゾートパーティというゲームをしていたときだった。

大きな声で王発言してきたディアにチョップをする夜美。
ちゃんと夜美の言うことを聞いている所から見ると寝る前に色々話したと思われる。

「おはようございます。2人は朝食どうしますか?」

「もう10時みたいだから軽く何か食べておく。星は続けてていいぞ」

「夜美、我は味噌汁が飲みたいぞ!」

「分かったから席に着いてろ」

そう言われて素直に椅子に座るディア。
こう見ると本当の姉妹に見えるな………

「シュテル、負けませんよ」

「ぶちのめします………」

「真顔で言われると迫力あるな………流石星のちっこいの」

「ありがとうございます」

「アギト、私は喜んでいいのでしょうか………?」

「いいんじゃない?」

しかしこの後決戦する予定なのだが、こんなにのんびりでいいのだろうか………?








「「ふぁ〜あ」」

「ああ、2人とも凄い寝癖で………」

その30分後位にキャロとユーリがヨロヨロと歩きながら起きてきた。

「まだ完全に目覚めてないな………ほら洗面所行くぞ」

「「ふぁ〜い」」

キャロも普段は朝が強い方なのだが、昨日3時近くまで夜更ししたせいか目覚めが悪い。
しかも2人共寝癖が凄い………








さて、時刻は11時30分。
星とシュテルの2人が作った昼食も出来上がり、これからみんなで食べるって時に、まだ起きて来ない2人組を思い出した。

「ったく、ライとレヴィは………ちょっと起こしてくるな」

「はい、よろしくお願いします」

みんなに先に食べておく様に言って、ライの部屋へと向かった………








「ライ、起きてるか?」

ドアをノックしても反応は無し。
仕方ない、突撃するか。

「ライ、入るぞ」

俺は返事を待たずに中に入った。

「ラ………!?」

ベットの上を見ると、そこには水色のちょっとエロっちい下着で寝ているライと中途半端にパジャマを着ているレヴィが、うつぶせで足は床に付いてベットの上に寝ていた。
布団を被ってない所を見ると着替える途中で寝てしまったのだろう。

しかし、いつもとはえらく雰囲気の違う下着だな………

「全く、この2人は………」

取り敢えず、布団を被せて、ライを揺する。

「ううん………レイ………?おはよ…
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