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機動6課副部隊長の憂鬱な日々
第100話:若者たちの訓練について
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?」

「百聞は一見にしかずだよ。一回、模擬戦を見に来てみない?」

「忙しいんだけどね・・・。まあ、一度見に行ってみようか。
 次の模擬戦はいつだ?」

「1週間後だよ」

「わかった。明日予定を確認してみるよ」

「うん。 あ、そろそろアイナさんちだね」

「遅くなったから、ヴィヴィオがむくれてるかもな」

「大丈夫だよ」

なのはは自信ありげに頷いた。

「どっからくるんだよ、その自信は・・・」

「だって、わたしたちの娘だもん」

胸を張って言うなのはに、俺は思わず声をあげて笑ってしまった。
そんな俺をなのはが訝しげに見ている。

「ど、どうしたの?」

俺は、心配そうな声で尋ねるなのはに向かって手を伸ばすと、
その頭に自分の手をのせた。

「やっぱり、お前はすごいやつだよ」

そう言って俺は、なのはの頭をゆっくりとなでた。


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