暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜黒き守護者〜
妹(?)が周りをゴミ扱いして困ってます
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
いっておかしいだろ。

「悪いなシヴァ。それよりも重要な話がある」

 織斑先生は真面目に切り出した。

『……そうみたいね。じゃあ私はこれで』

 どうやらそんな空気を感じたみたいでシヴァはその場から消える。

「悪いがお前たちも出ろ」

 その一言で一夏と山田先生が率先してみんなを外に出した。
 そして全員が外に出たのを確認して話を始める。

「風宮、正直に答えろ。実際のところ、お前は福音を止めた後は襲われるのは予想していたか?」
「ええ。まさかVTシステムも出してくるとは思いませんでしたが」
「ではどうやって生き残ったんだ?」
「まぁ、ディアンルグが手に入れた情報を死ぬ前に整理して本音辺りに渡そうと思っていたんですけど、その時にIS学園へ向かうはずのバスが突然進路を変えたと聞いたので、少しばかり痛い目を見てもらおうと思っていました」

 そう言うと、俺を睨むように見ていた。

「どうしました?」
「……いや、どうもどこか束に似ていると―――」
「死にます?」
「………いや、すまなかった」

 どうやら俺相手に言うのが間違いだと気づいてすぐに俺に謝る織斑先生は新鮮だった。
 それ以降、俺を相手に織斑先生の口から『篠ノ之束』という単語が出てこなくなった。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ