幸せのカタチ
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う…」
思わず自慢げになるリュカ…
ラングストンに対し胸を張って威張っている。
「………リュカよ…おヌシは、ローリアの相手を知っているのか?」
そう…相手が誰なのか分かっていなければ、自分と比較して自慢は出来ない…
だがリュカは得意げに自慢した!ある意味、自慢できる様な事ではないのだが、愛人と子供の多さを自慢した!
「………あ、しまった!(汗)」
流石に青ざめるリュカ…
ローリア姫の為に、この場は有耶無耶で終わらせようと画策したのに、ラングストンのくだらない罠に引っかかり、周囲の者に大ヒントを与えてしまった。
してやったりと笑顔のラングストン…
渋い顔で睨むリュカ…
暫くの間、皆が互いを観察し状況を見定めている。
そこへ大声で叫んだのはアルルの母…アメリアだった!
「ああ、そうか!!だからお姫様はアルルの事を意識してたのね!」
名を呼ばれた本人も…察しの悪いティミーも…大臣や側近等も…アメリアの言葉が理解できず、怪訝そうな顔で首を傾げる。
だがマリーやウルフなど、血の巡りが良い連中には答えを言ったのと同じだった。
そしてラルス1世にとっても…
「ま、まさか…お、お前の愛した男とは………オ、オルテガ…なのか?」
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