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DQ3 そして現実へ…  (リュカ伝その2)
隠し部屋
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ュカの胸に顔を埋め泣き崩れる。

無事太陽の石を見つけ出したアルルが、一緒に一部始終を見ていた彼氏(ティミー)に小声で告げる。
「常にあの状態をキープしていたら、私はティミーにではなくリュカさんに惚れていたわね!お父さんに感謝しなさいよ(笑)」
激しく苦笑いのティミー…
妹の元へ近付き、ウルフと共に無事を確認するのだった。



さて…
無事に太陽の石を手に入れたアルル一行は、バコタを警備隊詰め所の牢屋へと連れ戻す…
独房に放り込み、鍵をかけて立ち去ろうとする一向に、バコタは慌てて縋り付く。
「お、おい…く、首輪を外してくれよ!む、無傷で娘を返したろ!?こ、殺さないって約束したじゃんか!コ、コレ取ってよ!」
泣き叫びながらリュカに縋り付くバコタ…
だがリュカは冷たい目のまま見下ろし言い放った…
「言ったろ…1度でも逆らったら、その首輪は外さないと…お前の言ってるのは、(マリー)を無傷で解放したら、あの場は殺さないと言う意味だ。ソレを外す事とは、別の事だ…諦めろ」
そう言って泣き叫ぶバコタに見向きもせず、リュカは牢獄を後にする。


警備隊詰め所を出た所で、不安に思ったティミーが父へ真実を尋ねた。
「と、父さん…あの首輪はハッタリですよね?光の玉から300メートル離れても、爆発しませんよね?ぼ、僕はそう思ったから、話を合わせて彼を欺いたのですが………」
「此処から宿屋まで、少なく見ても1キロはある。明日になったら牢屋へ赴いてみろ。真偽が確認出来るよ」
リュカはそう言って冷たく笑うだけ…
不安に駆られたティミー・アルル・カンダタ・モニカは、その場から動けなくなる。

リュカが大分離れたのを見計らい慌ててバコタの居る牢獄へ…
そこで彼等が見た物は………




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