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スーパー戦隊総決戦
第八話 古都でその一
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                                古都で
 京都に着いた一行。まずは映画村に向かった。
「またここに来るなんてね」
「縁だな」
 スワンとドギーが笑いながらその中を歩き回っている。遊郭や芝居小屋、江戸の町並みや日本橋、それに堀やお白洲といったものがある。皆そこで遊んでいる。
「いやあ、楽しい場所ですねえ」
「そうよねえ」
 介さんと笑見も楽しそうに侍の服や姫の服を着ている。
「こうした場所で遊べるというのも」
「何か縁ですよね」
「あれっ、そういえば」
 らんるはその二人を見てふと気付いた。
「二人共本当にあの時のお侍さんとお姫様にそっくりよね」
「いや、子孫か何かじゃないのか?」 
 幸人もそれは真剣に疑っていた。
「これだけ似ているということは」
「そうよね。そっくりなんてものじゃないし」
「しかし。どっかで見た場所だよなあ」
「そうよね。ほら、ここで」
 ランがある場所でジャンに話した。
「メレがいたような気がするし」
「あれっ、そうだったか?」
 しかしジャンはそんなことは全く覚えていなかった。
「俺そんなこと覚えてねえぞ」
「覚えてないだけでしょ」 
 ランの突っ込みはまさにその通りであった。そして今度はゴーオンジャーの面々が小梅を見て言うのであった。
「今気付いたけれどそっくりじゃない?」
「そういえば」
 早輝と美羽がまず言った。
「サムライワールドで」
「あの人に」
「あれっ、そういえば記憶があるようなないような」
 小梅自身も少し考える顔になって述べた。
「前からあんた達と何処かで会った覚えがあったのよ」
「何かそういう話多くない?」
 七海も言うことだった。
「あちこちの世界があれこれ混ざっている気がするし」
「俺もだな」
 それは大翔もだった。
「色々な世界を巡ってきた記憶がある」
「ではディケイドを知っているか」
「聞いたことはある」
 丈瑠の言葉も否定しなかった。
「会ったことはないがだ」
「そうか。やはりな」
「そしてこの世界にも俺がいる」
 大翔の言葉は続く。
「そういうことかも知れない」
「俺何かどっかの世界で悪いことしなかったか?」
 走輔はその記憶があった。
「そんな気がするんだけれどよ」
「気のせいじゃないよね、それって」
 範人がそれに突っ込みを入れる。
「やっぱり」
「ここもな」
 康介は忍者の格好をして楽しんでいた。
「俺マジで来たことあったぜ、絶対に」
「私達はどうだったかしら」
 菜月は首を傾げさせてきょとんとした顔になりながら話した。
「ここの入り口に来た気はあるけれど」
「そうかもね。まあ今はね」
「甘いもの食べましょう」
 蒼太とさくらは団子を食べている
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