第十四話 微かに見えたその十一
[8]前話 [2]次話
「人を翻弄もします」
「それでその人はなんだ」
「運命に弄ばれ」
そうなってというのだ。
「悲劇を迎えました」
「そうなんだ」
「ですが運命にがあがらうことが出来て」
そうであってともだ、父は話した。
「変えることもです」
「人間なんだ」
「はい」
まさにというのだ。
「そうなのです」
「そうなんだ」
「はい、ゴセイジャーの皆を見ればどうですか」
「そう言われたら」
望も頷いた。
「そうだね」
「まさにですね」
「うん」
父に対して答えた。
「そう言われたら」
「その通りだね」
「そうだね」
「彼等は勝ちました」
「物凄く悪い奴等に」
「その力は圧倒的で」
「負けると思うのがね」
「運命と言えましたが」
そうであったがというのだ。
「それでもです」
「皆勝ってきたね」
「悪い運命になるのも」
天知はさらに話した。
「いい運命になるのもですよ」
「その人次第なんだ」
「選び」
運命、それをというのだ。
「そしてです」
「その運命を掴んだんだね」
「どの戦隊も」
「どの戦隊も敵は強かったわ」
仲村も言った。
「本当にね」
「それでもだね」
「ゴーバスターズも皆も」
他の戦隊の面々もというのだ。
「運命にね」
「勝って」
「そうしてなのよ」
こう望に話した。
「今があるのよ」
「僕達が」
「だからね」
それでというのだ。
「運命は絶対じゃないとね」
「思うことだね」
「そうよ」
まさにというのだ。
「本当にね」
「そうなんだね」
「きっとね」
微笑んでだ、仲村は望に話した。
「今の戦いも」
「皆運命を変えるんだ」
「どんな絶望的な状況になっても」
そうであってもというのだ。
「けれどね」
「皆戦って」
「そうしてよ」
そのうえでというのだ。
「例え敗れて」
「そこからだね」
「例えば世界が滅びる運命でも」
そうであってもというのだ。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ﾍﾟｰｼﾞ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿ｻｲﾄ〜
利用規約/ﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰﾎﾟﾘｼｰ
利用ﾏﾆｭｱﾙ/ﾍﾙﾌﾟ/ｶﾞｲﾄﾞﾗｲﾝ
お問い合わせ
2024 肥前のﾎﾟﾁ
しおりを解除