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おぢばにおかえり
第八十話 教会の仕組みその二十七

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「教会や詰所のそうした人達見ていってね」
「おみちの教会の仕組みはそうしたことも出来るものなんですね」
「そうよ、教会本部だってそうだしね」 
 このおぢばのです。
「天理高校もそうでね」
「いい先輩が大勢おられますか」
「そうよ、新一君は先輩後輩のお付き合い少ないみたいだけれどね」
「先輩だけですね」 
 私を見て言ってきました。
「部活入ってないですから」
「新一君部活嫌いだから」
「あんなのって感じですね」
 新一君にしてみればというのです。
「誰が入るかって」
「だから新一君が見た先生有り得ないから」 
 そのレベルで酷いです。
「暴力振るい放題なんて」
「それで捕まらないです」
「ある意味凄いから」
 有り得ないまでにです。
「生徒の人を床の上で背負い投げ?」
「はい、人前に連れ出して馬乗りになったり」
「通報間違いなしでしょ」
 つくづく思います。
「暴力人前で振るってるじゃない」
「他にも色々やってましたけれどね」
「奈良県の公立中学って酷いわね」
「多分僕がいた学校だけじゃないですよ」
「そりゃ転勤あるからね」
 公立中学にはです。
「奈良県のあちこちの中学行くわよね」
「はい、一つの中学でやらかしても」
「他の中学でもやって」
「それでクビにならないということは」 
 それならというのです。
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