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新ヘタリア学園
第三千三百七十一話  上司自ら

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第三千三百七十一話  上司自ら
 リヒテンシュタインの計画を聞いてです、モルドバだけでなくスイスも驚いて彼女に対して言いました。
「凄いことするずらな」
「大丈夫であるか」
 スイスは真剣に心配しています。
「そんなことをして」
「私は小さいので」
 それでと返すリヒテンシュタインでした。
「そうしたことも出来るかと」
「ううむ、国家全体でおもてなしであるか」
「ホテルの様に」 
 その様にというのです。
「観光客の方々を」
「うわっ、高いずらな」 
 モルドバはその時の価格にも驚きました。
「これはないずら」
「ないですか?」
「おいらにとってはずら」
「待て、お主はまた極端である」
 スイスもモルドバの経済状況は知っています。
「このプラン通りなら妥当であるぞ」
「そうずらか」
 こうしたお話をするのでした、リヒテンシュタインの計画を聞いて。


第三千三百七十一話   完


                    2024・4・23

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