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八条学園騒動記
第七百四十六話 ベーグルその十三

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「それで、です」
「怪我もしてきたんですね」
「恐ろしいまでの活躍の裏で」
「そうだったんですね」
「はい、ですから」
 それでというのだ。
「酷使はです」
「駄目ですね」
「絶対に」
「そうですね」
「そうです、ユダヤ教は酷使は求めていません」
 戒律は厳しいがというのだ。
「怪我や病気なく長くです」
「働く」
「信仰する」
「そうしたことを求めてるんですね」
「そうです」
 まさにというのだ。
「太く短くではないです」
「そういえば」
 ここでアンがラビの人に言った。
「継続してこそって感じですね」
「ユダヤ教はそうですね」
「どの宗教もそうですが」
「はい、ユダヤ教も同じです」
 まさにとだ、ラビの人はアンに話した。
「やはりです」
「継続してこそですね」
「細く長く」
 そうした感じでというのだ。
「子孫代々までです」
「信仰されて」
「教えを守られるべきとです」 
 その様にというのだ。
「考えていてです」
「教えてるんですね」
「太く短くでは」
 それではというのだ。
「スポーツ選手ではチームも困りますね」
「そうですよね」
「ずっと長く活躍して欲しいですね」
「コンスタントでも」
 三人でラビの人に応えた。
「どうしても」
「そうであって欲しいですね」
「チームとしては」
「長く活躍してくれれば」 
 三人にそうであるならと話した。
「まさにです」
「最高ですね」
「そうであるこそが」
「本当に」
「信者さん達も同じです」
 宗教のというのだ。
「太く短くではなく」
「細く長く」
「子孫代々まで」
「信仰して欲しいですね」
「左様です、ただ」
 ここでだった。
 ラビの人は一呼吸置いた、そうしてそのうえで三人に対して願望を出してそのうえで述べたのだった。
「サチェル=ペイジみたいな人はです」
「いて欲しいですよね」
「やっぱり」
「そうした凄い人は」
「超人の様です」 
 こうまで言うのだった。
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