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スーパー戦隊超決戦
第十話 東京だけでなくその十

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「是非な」
「いいな、それで肉食って酒もだな」
「飲むとしよう」 
 実に楽しそうに答えた。
「そうしよう」
「それもいいよな」
「阪神の勝利を祈りながらな」
 そのうえでというのだ。
「そうしよう」
「それじゃあな」
「さて、広島との三連戦か」
 ギルはあらためてこのカードの話をした。
「首位攻防というにはまだ余裕があるが」
「その余裕を守ることも大事だ」
 エリードロンも言ってきた。
「やはりな」
「そうだな」
「だからな」 
 その為にというのだ。
「お願いもしないとな」
「阪神の勝利をな」
「なら今度神社にお参りをしよう」
 シードンがこう提案した。
「阪神の勝利をお願いに、そして」
「そして?他にも願うことがあるのか」
「ドクターマンが見付かることをな」
「ああ、そうだったな」
 ギルは言われてこのことを思い出した。
「そちらも大事だ」
「そうだろ」
「やはり探しだしてだ」
 そうしてというのだ。
「そのうえでな」
「こちらに迎えないとな」
「俺達の仲間にな」
「では両方をお願いしに行こう」  
 ネロも言ってきた。
「是非な」
「そうしような」
「うむ、わしも阪神のことが気になるしな」
「勝って欲しいよな」
「嫌いではない」
 阪神はというのだ、実はそれぞれの組織の者達は阪神タイガースというチームを観てきて嫌いではなくなっているのだ。
「阪神はな、だがわしは広島もな」
「嫌いじゃないんだな」
「うむ、難しいところだ」
 阪神と広島が戦うと、というのだ。
「どうもな」
「そうなんだな」
「しかしだ」
 それでもというのだった。
「今は阪神の勝利とだ」
「ドクターマンが見付かることをだな」
「お願いしに行こう」
「ならいい場所があるぞ」
 モルクが言ってきた。
「東京の神社にな」
「何処だ、そこは」
 メドゥがその神社のことを尋ねた。
「一体」
「靖国神社だ」
 そちらだというのだ。
「護国の英霊達が祀られている」
「そちらに行ってか」
「そしてだ」
 そのうえでというのだ。
「その二つを願うのだ」
「どちらも戦いだからだな」
「国を護って戦った英霊達に願うならな」
 それならというのだ。
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