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八条学園騒動記
第七百四十五話 清潔な場所その五

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「ダントツに多いのよ」
「学校の先生が」
「そうなの、パワハラモラハラ暴力に」
「汚職とだね」
「セクハラ、盗撮とかのぞきもね」
 そうした犯罪もというのだ。
「学校の先生がやることがね」
「他の国と同じで多くて」
「もう学校の先生イコール背教者とか」
 そうしたというのだ。
「言う人もいるよ」
「そこまでなのも同じね」
 ウェンディはしみじみとした口調で述べた。
「連合の他の国と」
「そこはね、色々独特な国でもね」
「宗教国家で」
「けれどね」
 それでもというのだ。
「こうしたところはね」
「同じなのね」
「先生も質がよかったらね」 
 アンはやれやれといった顔で言った、連合では教師の質の悪さが長年社会問題になっているのである。
「そう思うわ」
「まあそれはね」
「連合だとね」
 二人でアンに答えた。
「仕方ないわね」
「どの国も困ってることだから」
「過激派も多いしね」
「兎に角先生って質悪いのよね」
「普通ね」
 首を傾げさせつつだ、アンは言った。
「学校の先生こそね」
「立派な人がならないとね」
「駄目よね」 
 二人もそれはと答えた。
「何と言っても」
「人格が立派でね」
「しかも教え上手」
「そうした人でないとね」
「人格は屑で教えることはド下手」
 アンは眉を顰めさせて話した。
「そうした人ばかりがね」
「先生になるね」
「連合だとね」
「そうなのよね、努力しない人ばかりよね」
「教え方もね」
「そうよね」
「何かね」
 アンは二人にこうした教師の話をした。
「従妹の中学の数学の先生の教え方が」
「悪いんだ」
「そうなのね」
「何か壁に向かって問題の解析やって言うだけで」
 そうした授業でというのだ。
「ずっと生徒から授業がわからないって言われていて」
「全く改善しないんだ」
「そうした先生なのね」
「もう授業がわからない、教えるのが下手で」
 こうしたことでというのだ。
「かなり有名な」
「そうした先生なんだ」
「無能なのね」
「教えるのが下手なままそれを言われたことあったそうだけれど」
「改善しないんだ」
「堂々と授業わからないって言われても」
「生徒の人に面と向かって言われてもね」
 そうなってもというのだ。
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