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スーパー戦隊超決戦
第九話 山が多い国その三

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「だからな」
「もう悪事を行うことなく」
「やりなおしてな」
 その人生をというのだ。
「生きていけばいい」
「そう考えると」
 ウルシェードがそれならと言ってきた。
「尚更カオス達のところに行ってはいけないわね」
「そうだ、彼等が今何を最終目標にしているかわからないが」
 トリンはウルシェードにも答えた。
「やはりな」
「世界征服とかしそうだし」
「今もな、だからだ」
「カオス達のところに行くべきじゃないわね」
「ドクターマンはな」
 そうだというのだった。
「やはりな」
「そうなるわね」
「我々が保護してな」
 そうしてというのだ。
「そのうえでだ」
「あらためてね」
「新しい人生を歩いてもらいたい」
 一から、白紙の状態からやりなおしてというのだ。
「是非な」
「その為にも」
「やはり地道でもだな」
 トリンはここでは自問自答する様にして言った。
「山も調査していくことか」
「ええ、少なくとも中に入って隅から隅まで調べるよりはね」
「ずっと時間がかからないな」
「それに効率もいいわ」
 ウルシェードはこうも言った。
「山の上から全体を反応で確認する方がね」
「そうだな」
「戦隊のメンバーは多くて十二人でしょ」
「キュウレンジャーでな」
「それだけの数で山の中を探しても」
 そこに入ってというのだ。
「限られているわよ」
「そうだな、やはり巨大ロボットを使ってだ」
「上から調べる方がよ」
「遥かにいい、ではな」
「やっていきましょう」
「そうそう、焦らない焦らない」 
 ラッキューロも言ってきた。
「焦ったら負けだよ」
「そうよね、皆いるんだしね」
 キャンデリラは他の戦隊のことも話した。
「それならね」
「腰を据えていけばいいよ」
 アイスガロンも言うことだった。
「皆でね」
「俺達も協力するぜ」
 ドゴルゴの言葉は友好的なものだった。
「だからな」
「うむ、ここはあれこれ考えずにな」
「じっくりやっていこう」  
 桐生も言ってきた。
「そうしよう」
「うむ、やはりそれしかないな。私も落ち着こう」
「山が多いことも受け入れて。というかトリンらしくないかな」
 桐生は今のトリンを見てこうも言った。
「普段はもっとね」
「うむ、落ち着きがあるな」
「だからね、落ち着いていこう」
「そうだな、私がまず落ち着かないとな」
 態度もあらためて話した。
「そうしよう」
「そういうことでね」
 キョウリュウジャーの面々は彼等の場所でそうした話をしてそのうえで巨大ロボットも使って日本の山々からドクターマンを探していた、それはキュウレンジャーも同じであったが。
 ラプターは昼寝をしているショウにだ、怒った声で言った。
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