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スーパー戦隊超決戦
第八話 人の姿でその五

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「これが一番合います」
「ああ、刺身とか寿司には日本酒だ」
 ヤーブンはクバルのその意見に賛成した。
「実は俺は今夜は寿司を食った」
「美味しかったですね」
「最高だったぜ」
 マッジョとメドゥも言うことだった。
「流石は銀座の有名店だな」
「見事な腕前でした」
「ネタも飯もよかった、そしてだ」
 ヤーブンは楽しそうにさらに話した。
「酒もだ」
「よかったですね」
「本当にな」
「何か寿司に感動している兄ちゃん達もいたが」
「気持ちはわかりますね」
「本当にな」
「警官の安月給で来たとか言ってたな」
 ヤーブンは楽しそうに話した。
「そういえば」
「そうでしたね」
「聞いてたらな」
「彼等の様ですね」
「パトレンジャーの連中を思い出すな」
「そうですね」
「本人だったりしてな」
 メドゥは笑って話した。
「ひょっとして」
「ははは、そうだったかもな」
 ヤーブンもその可能性を否定せず笑って返した。
「そのことは」
「そうだよな」
「まあそうだったとしてもな」
「今はだな」
「必要な時以外戦わない様にしてるからな」
「いいよな」
「寿司屋では寿司を楽しむものだ」
 ヤーブンはこうも言った。
「だからな」
「何もしなくてよかったな」
「無粋な真似はしないことだ」
「寿司屋で戦うとかな」
「それで店を荒らすなんてことはな」 
 それこそというのだ。
「絶対にな」
「やるものじゃねえな」
「そうだよ、若し会ってもな」
「何もしないな」
「店の中ではな、そしてな」
「店の外でもな」
「どうしようもない時以外はな」
 戦うしかない時以外はというのだ。
「そうしていこうな」
「そういうことだな」
「まずはドクターマンを探すことだ」
「それを優先させないとな」
 こうした話をした、そしてだった。
 それぞれの組織の者達は人の姿になり東京の街中でドクターマンを探しつつ彼等の文化も楽しんでいた。
 その彼等のことをだ、戦隊の面々は話していた。朝加は署内で自分の席に座って腕を組んで言っていた。
「昨日の寿司屋だが」
「ええ、不思議だったわね」
 明神が自分の席から応えた、陽川も自分の席にいて場には東雲と高尾もいて五人で話をしている状況になっている。
「ギャングラーの連中の声が聞こえたわ」
「しかしな」
「彼等がいる筈がないわ」
「あんな連中が店にいたら」
 朝加はそれこそと言った。
「目立って仕方ないからな」
「これ以上はないまでにね」
「だからな」
 それ故にというのだ。
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