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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第131話 行こうぜグルメ神社!食運アップを目指して!
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side:イッセー


 ディオドラとの決闘の日が決まった、一週間後らしい。


 ただ悪魔の上層部にこの話が漏れてしまったらしくゲストとして魔王や権力のある悪魔も呼びたいと言われたらしい。


 見世物になるのは良い気分はしないがあくまで俺の目的はディオドラとの決闘だ。なにかを要求してきたわけじゃないので承諾した。


 そして決闘の日が近づく中、俺は皆を集めてある提案をした。


「グルメ神社?」
「ああ、決闘前の願掛けに行こうなって思ったんだ。ここ最近は美味い物も食ってないし皆の気分転換にもどうかなって思うんだけど?」
「良いじゃない、私も雑誌とかで出てて行ってみたいと思ってたのよね」


 リアスさんは賛成の言葉を言うと全員が頷いた。ただティナだけが残念そうにしていた。


「イッセー、その日私仕事だわ……しかも丁度グルメ神社の」
「ありゃりゃ」


 どうやらグルメ神社のリポートの仕事があるらしい。


「ティナさん、お土産は買ってくるのでお仕事頑張ってください」
「祐斗君、なら今日はいっぱい甘えてもいい?」
「勿論です」
「やった?」


 二人はそう言うとハグしながらキスし始めた。リン姉もまあ仕方ないかと言った感じで何も言わなかった。最初と比べると随分と仲良くなったよな、あの二人。


「まあそういう事だから予定を開けておいてくれ」
「分かったわ」


 こうして俺達はグルメ神社にお参りをしに向かう事になったんだ。


―――――――――

――――――

―――


「わああっ!すっごい大きいわねぇ!」


 グルメ神社のあまりにも大きすぎる鳥居にリアスさんが歓喜の声を上げる。


「ここがグルメ神社、確か美食神アカシアの像が祭られている場所なんだよね?」
「パンフレットには『グルメ世界遺産』の一つとして数えられていると書いていますわ。それゆえに人が沢山いますわね」
「ふえぇぇ……どこを見ても人ばかりですぅ」


 祐斗がここに美食神アカシアの像が祭られている場所だと話し、朱乃はパンフレットを見てグルメ世界遺産に認定されていることを知ったと言う。


 そんな場所だからかギャスパーの言う通り凄まじい人の数だ。人見知りなギャスパーには酷な場所かもしれないな。


「それにしてもすっごく大きな土地だし。どこまでがグルメ神社なんだっけ?」
「境内の面積は確か8万平方キロメートルだったな」
「北海道と殆ど同じ大きさじゃない!?通りでこんなにも人がいる訳ね」
「ははっ、ここに来る人間は皆食運を求めてきますからね。運は様々な仕事や立場、結果に結びつくものですから誰でも来るんですよ。年間で90億人は訪れるバケモノ
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