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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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「あのなー みゅんは もう そーゆう立場なんやでー 自覚しぃやー いつまでも 泉希に頼りすぎやー」

「そんなん ゆうても・・・美玖とさくらだって・・・」

 そして、数日後 輝姫ちゃんが、私と泉希が帰る時に自転車で追いかけてきて

「みゅん先輩 ウチ・・・あのふたり怖い! 前は優しかったのに・・・最近」

「うん でも ウチ等を強くしょうと思って ちょっと 厳しくなったかなー」

「でも・・・ 今日でも ウチ ボケッ!カス! とろいんだよー カメかぁー って言われたんですよー ウチだって一生懸命にやってるつもりなのに・・・ ひどいと思いません? 親にだって そんな風に言われたことないのにー」

 私は、泉希に何か言ってほしくって、腕をこ突いていたのだが、泉希は私に向かってアゴをしゃくって・・・私が言えって言ってるのだろう。こんな時、泉希のほうがうまく言えるだろうと思いながら

「きらりちゃん あのね 先輩達も 悪気あって言ってるんじゃぁないのよ きらりちやんは もっと伸びるから・・・と、思って 厳しくしてるのよ ウチは、きらりちゃんのこと頑張ってると思うよ」

「だって・・・ もっと 優しくしてくれないと・・・怖過ぎるんですよー もたもたしてるとお尻を叩かれるんですよッ!  女の子なんですからネ! ひどすぎません?」

「まぁ そーねぇー でも あの二人も鬼じゃぁないんだからー 根は優しいのよ」

 と、言いつつ 私は二人から言われた 強ぉー言わなあかんでー ってことを思い出して

「そんな 言葉なんかにめげててどーすんのよ! 何 くそー って思いなさい! そんな弱いこと言ってたら、戦えないよ! 歯を喰いしばってでも頑張るの! 甘えちゃーダメ! 悔しかったら、見返してヤルってぐらいに思わなきゃー で ないと ウチも きらりちゃんのこと その程度なんだぁーって思っちゃうかもね」

「みゅんせんぱぁ〜ぃ そんなー ウチは・・・ 先輩のこと鏡にしてるんですからー 見放さないでくださいネ 頑張りますからー 何 くそー ですネ!」

「そーだよ 何 くそー でネ!」

 と、輝姫ちゃんは自転車を立ちこぎして、さよならをして行った。泉希は

「ウン 100点 満点のアドバイス ・・・ 見放さないでくださいネ だってー 可愛いネェー」

「なんやのー あんなん 泉希のほうが うまいこと言えるヤン」

「そんなことないよ あの子は みゅんを鏡にしてるって言ってたヤン みゅんの言葉のほうが効くんやからー みゅんの後釜は あの子にきまりやなー 多分 明日からの動き違うでー」

 確かに、次の日から 輝姫ちゃんは 割り切ったのか、怒鳴られても ハイ! と大きな返事をして、砂だらけになっても 必死に走って
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