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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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 次の日私達は、軽く反省しょうと集まっていた。

「どうしても、璃々のとこで掴まってしまうのよね 向こうのフォワードも追いついてくるから・・泉希が深いぶんパスが遅れてしまう」と、桜が言ってきて

「うーん だけど キックパスとか 他にも仕掛けられるからね」と、私が言うと

「いっそのこと ウチがおとりになって 朝陽がウチの後ろに来てパスを受けるってのは?」

「だけど 璃々 朝陽の相手もっと増えるよ 多分 ・・みゅん ウチにパスした後、璃々の後ろに来られへんか?」と、泉希が

「うーん どうかなー 間に合うかなー」

「間に合わせるんだよ そしたら 璃々がみゅんに後ろパスして みゅんが相手のウイング目掛けて走るんよ 向こうのセンターが来たとしても朝陽にパスして、後は朝陽が振り切るんよ 1対1やから うまいこといけば、みゅんが相手のセンターとウイングを引き付ければ・・・」

 その後、その練習をして、サインプレーのNo.3桜が比較的うまく行ったので、その練習も集中的にしていた。私は、チームのコンビネーションがうまくいっているので、すごく上達していると感じていたのだ。

「なぁ さっきから みゅん なんか ぼーぉっとしてへん? なんかあったんか?」と、帰り道で泉希が顔を覗き込んできた。

「えっ そうかぁ? みゅうみゅんなぁー みんなで、すごぉー うもうなったような気がするねん まだ 半年やでー それも、こんところ急にやんかー なんか すごい仲間が集まったんやなぁーって 考えててん でもな 泉希も璃々もすごぉーいでー でも・・・」

「でもってなんやねん はっきり 言いいナァー」

「うん ・・・ 璃々を見てて思ったんやけどなぁー マークされるん決まってるヤン 泉希もそうやー きっと、マークされるてっ ふたりとも すごいんやでー それに 二人ともなー 突破力あるしー」

「ふ〜ん 何心配してるん? 璃々は速いし、ウチも頑張るって! 心配いらん 昨日も 向こうの監督さんも感心してたやん」

「それは ウチ等が伸びたんは・・・泉希も璃々も 直ぐに 一緒にやってくれたお陰やー」

「そんなことないよ! みゅんが熱かったから・・・ ほっとかれへんヤン たぶん 璃々も同じ気持ちやってんやでー みゅんは不思議ちゃんやから」と、私が何だかスッキリしないまま、話がそれてしまっていたんだけど。

「ふふっ その泉希も 変りもんやー」

「なぁ 昼から みゅんのとこ行ってもええかぁー 冬休みの宿題の確認とパスの練習しょっ」

「うん ええけどー ヨッさん 多分 居れへんでぇー」

「何でよー そんなんと 違うってー」

「あっ あっ 泉希 眼がおよいでるぅー」

 宿題をお互いに確認し合って、中庭でパ
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