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ドリトル先生とラーメン
第七幕その十

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「偉人と言っていいよ」
「本当にそうね」 
 ガブガブが頷きました。
「よくこんなもの生み出したわ」
「ただ美味しいだけじゃなくてね」
「保存も出来るし」
 チープサイドの家族も言います。
「お手軽に食べられて」
「素敵な食べものだよ」
「買ってはいけないと言われるものの一つだとしても」
 それでもと言うトートーでした。
「カップヌードルは素晴らしい食べものだよ」
「そのことは否定出来ないわ」
 ポリネシアも断言しました。
「本当に」
「そう、こんな素晴らしいものを生み出したなんて」
 ホワイティも言いました。
「偉人だよ」
「企業の人だね」 
 その人はとです、ジップはホワイティに続きました。
「そうだね」
「そう考えると企業の人の何が悪いか」
 それはと言うチーチーでした。
「わからないね」
「悪く言おうと思えば何でも悪く言えるけえど」
 老馬はどうかというお顔で言うのでした。
「言うものじゃないね」
「こうしたものを生み出せるのなら」
 ダブダブはそれならと言いました。
「企業は必要だよ」
「そこで暮らせる人もいるし」
「社会に貢献も出来るし」
 オシツオサレツはここでも二つの頭で言います。
「企業は必要だね」
「社会に」
「企業を否定する人達は共産主義がいいみたいだけれど」
 先生は皆にどうかというお顔で皆に応えました。
「共産主義がどうなったか」
「もうはっきりしてるしね」
「歴史的にね」
「もうソ連ないし」
「駄目だって結果出てるね」
「そうだよ、北朝鮮なんて」
 共産主義だと自称しているこの国はといいますと。
「一体何処がね」
「共産主義なのかしら」
「あの国の何処が」
「一体ね」
「あの国は共産主義じゃないよ」
 先生は断言しました。
「日本の企業が嫌いな人達はあの国を好きな人が多いみたいだけれど」
「あそこ封建主義よね」
「国家元首世襲だし」
「階級もあるし」
「どう見てもね」
「共産主義ならね」 
 若しそうであるならとです、先生は言いました。
「世襲なんてもっての他で」
「階級だってないよ」
「そもそもね」
「ある筈がないよ」
「どちらもね」
「その時点でおかしいし」
 共産主義であるならというのです。
「日本のそうした人達は皇室や二世議員も嫌いだけれどね」
「日本の皇室は独裁者じゃないし」
「二世議員の人も落選するし」
「どう見ても北朝鮮の方が酷いわ」
「絶対にね」
「しかもね」
 先生はさらに言いました。
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