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ドリトル先生とラーメン
第五幕その七

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「お寺や神社、カトリックやプロテスタントの教会もあるね」
「イスラム教のモスクも」
「そして天理教の教会もね」
「ありますね」
「そうした充実がね」
 宗教面のというのです。
「うちの学園の特徴の一つだよ」
「そうですね」
「神仏はこの世におられて」
 そしてというのです。
「人とはね」
「切っても切れないですね」
「そうした間柄にあるから」
「宗教は否定出来ませんね」
「そう、そして天理市はね」
 この街はといいますと。
「本当にね」
「天理教の街ですね」
「けれどね」
「ラーメンもありますね」
「そうだね、一度ね」
 こうも言う先生でした。
「あの街に行ってね」
「ラーメンを召し上がられますか」
「そしてね」
 そのうえでというのです。
「天理教のこともね」
「学ばれたいですか」
「そうも考えているよ」
「そうですか」
「天理教の学問の施設は充実していて」
 こちらのお話もするのでした。
「図書館も博物館も凄いんだ」
「そういったものもですか」
「かなりのレベルで」
 図書館も博物館もというのです。
「蔵書や展示品がね」
「凄いんですね」
「だからそういったものもね」
「観られたいんですね」
「だからね」
 そう考えているからだというのです。
「機会があればね」
「天理市にですね」
「行きたいよ」
 こう言うのでした。
「本当にね」
「そうですか」
「そして」
 さらに言う先生でした。
「宿泊施設も充実してるんだよね」
「あっ、そうみたいだね」
「天理市ってね」
 チープサイドの家族が先生のお言葉に思い出したみたいに言ってきました。
「それぞれの大教会の詰所があって」
「そこに住めるんだよね」
「何か一泊千円食費二百五十円でね」
 ガブガブはお金のお話をしました。
「利用させてもらえるのよね」
「へえ、結構以上に安いね」
 老馬はガブガブのお話を聞いて少し驚きました。
「それはまた」
「お風呂もあるんだよね」
 このことはチーチーが言いました。
「それで千円って安いね」
「二百五十円でご飯おかわり自由なんだよね」 
 食いしん坊のダブダブらしい目のつけどころでした。
「これかなりいいよ」
「じゃあ天理市に行ったらね」
 その時はと言うホワイティでした。
「利用させてもらったらいいね」
「駐車場も充実してるらしいし」
 このことはトートーが言いました。
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