暁 〜小説投稿サイト〜
もあもあアイランド
第三部
能面肝試しツアー

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ブロロロロ.....
「な、なあやっぱやめないか?」
「な、なに怖いの?」
「あら、おくびょうですこと」
「さっきまで吐いてたくせに....」
もあ達は暗い夜道を車で走っていた
「ブクブクブク」
「もあちゃんこの空気だけで気絶してるのね〜...」
「もう着く....?」
「雰囲気あるな.....」

キキッ   バタッ
「ついたわよ〜さぁ〜肝試しツアー行くわよ〜〜〜〜」
「怖いな......」
「うぅ〜〜〜〜〜〜」
「ビビってるんですのねw楽しいツアーなんだから楽しみましょうですわよ」
「こわいいあああああああああああああ」
そして肝試しが始まった
「フンフンフーン、あっあれが有名なお墓ですのね!あれは井戸ですわ〜〜雰囲気ありますわねぇー」
「あらあら元気ねぇ〜〜」
「なんで今日のお嬢はあんなに元気なんだ?」
「いつもならめっちゃ叫んでるのに」
「いやああああああああああああああ」
「はぁ.....こんなふうにね.....」
「なんか怖さなくなったよな」
ガサガサ
「「「ひいいいいいいいいいい」」」
「怖がり過ぎですわーーーーーー」
「みんな怖がりねぇ〜、ほらもうすぐお墓抜けるわよ〜」
「まだ結構続いてるじゃん....」
「折り返しで車に戻るしな.....」
「ううっ....もう帰りたい....」
そして折り返し地点についた
「「「こ、これは.....」」」
「うふふ、今回のツアーの特典の能面よ〜」
「こ、こんなもののために...私は....」
「なんか怖さなくなっちゃったな」
「もう戻るだけだ.....頑張れ私....」
「じゃあ特典も受け取ったし帰るわよ〜!」
ザッザ
「いや〜ほんと怖かったな〜」
「もうやりたくないわね.....」
「やっと....やっと....帰れる.....」
「そろそろ車ねぇ〜....あら?」
「あー〜〜〜〜〜皆様〜〜〜」
談笑しているとお嬢もあが泣きながら走ってきた
「え、お嬢もう戻ってたんだ」
「早すぎだろほんとは怖かったんだな」
そう2人が言うと、お嬢は怒りながら言った
「酷いですわよ!私が吐いてるときに車を発信させるなんて!」
「ん?お嬢いたよね...」
「もあさん何を言ってるの?私は頑張って走ってたんですのよ?怖かったんだから!」
「え、じゃあ私たちが見てたお嬢って?」
もあたちは後ろを振り返った


「「「「ああああああああああああ」」」」
そこにはただ静寂が広がっていた...
バタッ
もあたち4人はそこから記憶がなかったらしい




「みなさま起きてくださいまし!みなさまーーーーーー!」
お嬢もあの災難はまだまだ続くのであった


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