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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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 月曜日の朝、泉希ちゃんがリュックの他にスポーツバッグみたいなものを肩から下げていて

「みゅん 手に入れたよ スパイク」

「えっ 出来たん?」

「うん オカンが無理やり頼み込んで、急ぎでって 璃々も」

「はぁー 璃々も同んなじ?」

「うん そー 一緒にって 声掛けていたの」

「そんなこと 一言も‥」

「まぁ みゃん 羨ましがらせるのもなあーって 言って無かった」

「充分 羨ましいですけどー・・ いよいよ本格的になってきたなー」

 その日、みんなが揃うと、足元はスパイクだった。ランニングから初めて、柔軟をして、キックの練習から・・・。声だけはみんなで大きくと心がけていたので、隣のグラウンドにも聞こえているのか、サッカー部の連中も見ていて、その周囲の陸上コースには、道弘の姿があったのだ。あいつは陸上部を選んだのだった。クラスも違ってしまって、この前も話できなくて・・・話すことが無くなっていたのだけど・・。遠くからでも、私達のことを気にしてくれているのだ。そして、遠巻きに私達のことを見ている何人かの女の子も居たのだ。

「そろそろ ウチ等もチーム 名前決めへん?」と、朝陽が言い出したら

「そーよー ウチも思ってた ウチは決めてんのん あるんやー みゅうみゅんず」と、璃々も言い出して

「はぁー アカンって そんなん ウチのクラブみたいやんかぁー」と、私はいきなりのことで・・・拒むように

「なんでやのー ええやん なんか 躍動感もあるし 可愛いし」と、泉希も賛成してるんだか

「なぁ やめよー あかんって ウチは キャンキャンズ がええと思うねん いつも賑やかにー それに、女の子の雑誌の名前にもあったやんかー 可愛いいでー」

「うん それも 好いかもよー みゅうみゅんずは ちょっと 露骨かもよ」

 と、栞奈も言ってくれたから、それに決まってしまった。そして、キャプテンは私が強引に、いつも冷静な璃々にと押し切ったのだ。

「だけど もう 少し メンバー欲しいよねー ウチも声掛けてるんだけどー 尻込みしちゃってー それに、運動する子は もう クラブ決めちゃってるしー」と、泉希が

「まぁ いいよー ウチ等がこうやってれれば それを見て そのうちー」と、私は気楽に考えていた。

 私は、その報告と、宿題を持って先生の美術教室を訪ねていた。昨日、駅前の風景を描写していたのだ。

「そうか キャンキャンズ ねぇー いいんじゃないか 君達らしい さっきも、窓から見ていたんだが、すばらしい連係だよ 朝陽なんて走り出しが速いしな、直ぐにトップスピードだよ みゅうみゅんも すごい 最初の一歩が飛び跳ねてるみたいだよ」

「先生 見てくれてたの?」

「そりゃー 気になるよ
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