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そんな部屋泊まれない
第一章

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                そんな部屋泊まれない
 奮発してだった、渡辺家の面々は今回の旅行で宿泊するホテルは旅行先で最もいいものにすることにした。
「折角だからな」
「いいホテルにしてね」
 サラリーマンの夫の剛志も妻の早苗も話した、夫は黒髪を真ん中で分けてて四角い眼鏡で穏やかな顔立ちであり背は一七〇位で痩せている。図書館の書士の妻は丸顔で大人しそうな顔立ちで背は一五三位だ。スタイルはよく黒髪をショートにしている。
「しかもね」
「いい部屋にしたいな」
「今回は奮発して」
 妻は自ら言った。
「それでね」
「ああ、ホテルでもな」
「楽しい思いしましょう」
「晴信にもな」
 夫は自分そっくりの息子を見て話した、息子の名前は夫が山梨県出身なのでそこからつけた名前である。
「いい思い出になるし」
「いいお部屋にしないとね」
「それでだ」
 夫はノートパソコンにそのホテルのサイトを出して妻に見せた。
「どの部屋がいいか」
「今から調べるのね」
「ああ、僕が思うに」
 夫はこう前置きして話した。
「奮発したならとことんな」
「奮発するのね」
「だからな」
 それ故にというのだ。
「もうここはロイヤルスイートにするか」
「そうするのね」
「そうしないか」
「いいわね」
 妻も夫の考えに賛成した。
「それじゃあね」
「ロイヤルスイートにしよう」
「是非な、じゃあこのホテルそして部屋のな」
 夫はさらに話した。
「評判もチェックするか」
「口コミね」
「時々変なことを書く人もいるけれど」
 それでもというのだ。
「それでも」
「やっぱり客観的に書く人も多いし」
「だからな」
 それでというのだ。
「口コミも確認しよう」
「そちらも見てね」
「決めよう」
「ロイヤルスイートがいいにしても」
「何かよくわからないけれど」
 息子は両親のやり取りを聞きつつ述べた。
「いいお部屋に泊まるんだ、僕達」
「いいホテルのね」
 母が小学生の息子に答えた。
「一番いいお部屋にね」
「泊まるんだね」
「だから楽しみにしていてね」
「そうするね」
 母親に笑って返した、それから自分の部屋に入って勉強をはじめた。夫婦はそんな我が子を見てからリビングにおいてだった。
 口コミをチェックした、それはどういったものかというと。
「いいな」
「そうね」
 その評判を見て話した。
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