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色々と間違ってる異世界サムライ
第3話:ノノ・メイタの願望と意地
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月鍔ギンコperspective

……某の常識が『ここ』ではなにひとつ通用せぬ……
『ここ』は日ノ本ではない?
外つ国?
幼き頃、本で読んだ外国の知識……似ている部分はあるが……
しかし……
いや、『ここ』は外国(そんなもの)ではない。
そんな、海を渡った程度で説明できるものではない!
某が『ここ』で見て来た尋常ならざる光景は……
如何にしては解らぬ。
解らぬが、
どうやら某は、
『異なる世界』に迷い込んでしまった……!?

ノノ・メイタperspective

ツキツバさん(笑)、何をいきなりそんな(笑)、突拍子もない(笑)!
お腹痛い(笑)!
「あっはっはっはっはっ(笑)!ありえないよそんなハナシ(笑)。この世界とは別の世界があるなんて!」
「ですから!そう考えるしかないのです!某はそこから来たのです!」
お腹痛い(笑)!
そんな(笑)、突拍子もない(笑)、事を(笑)、真剣に(笑)……
「それは確かに某も変だと思います……ですが!それ以外に辻褄を合わせる方法が無いのです!」
「辻褄……永い夢でも観てたんじゃないですか?」
「怖い事を申すなァ!」

と、こんなギャグの様なやり取りを経て僕は決意しました。
ツキツバさんを聖武具を保存する神殿に案内しよう!
最初は『勇者セイン様に聖武具を献上するのが筋では』と考えていたけど、ツキツバさんのこの変人ぶりなら、聖武具をツキツバさんに横取りされる心配は無い!
なぜなら!
聖武具を手に入れるには2つの試練があって、1つ目は閉ざされた扉を開ける事、2つ目は武具を台座から引き抜く事だ。
が、ツキツバさんのこの様子なら、扉を開ける事すら出来ないだろう!
間違いない!

そして……
聖武具を保存する神殿に到着してしまいました。
「厳か!この様に立派な御殿は、江戸でもそうはありませぬ!」
「神代に建造されたとされている神殿らしいですからね」
純白の巨大な建造物。漂わせる空気は神々しく崇めたくなる。
「今からこの中に!?」
残念だがそれは無理だ。
聖武具を保存する神殿の扉は選ばれた者にしか開けられない。
僕もツキツバさんも勇者セイン様じゃない。つまり、扉は開かない―――
「たのもー!」
「たのもう?」
ツキツバさんが呑気に扉をノックしていた……が!
「おや?開いてしまいましたぞ?」
えーーーーー!?
開いたぁーーーーー!?
だって!ツキツバさんは勇者セイン様とは違って!
「ノノ殿!ノノ殿!」
ツキツバさんに急に声を―――
「さっきから如何なされた?」
え?
僕、ボーっとしてた?
「どうしたの?ツキツバさん?」
「どうしたも何も、開いてしまった門を閉じようとしたのですが、まったく閉じないのです。どうしたら良いのでしょ
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