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最後の音をあげよ。空母信濃。
第二話 保護?

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提督「ここが鎮守府だよ。」
信濃「中小鎮守府の割には大きいですね。」
提督「帝国海軍からの譲りもんだからね。」
信濃「どういうことです?」
提督「この鎮守府は譲り受けたものなんだたよ。」
信濃「道理で。」
提督「取り敢えず入りな。」
信濃「」キィィイ
提督「行くよ。」
信濃「ところで、この鎮守府には何人艦娘がいるんですか?」
提督「5人かなー」
信濃「まぁ、そのくらい。」
提督「そうだね。取り敢えず、まず大本営に連絡しないと。」
ガタガタガタガタ
信濃「横引きドアなんですかこれ…」
提督「一応構造は最新鋭だからね…」
信濃「そういうの、嫌いじゃない。」
提督「今艦娘はみんな休んでるかぁ」
信濃「おきてるとこもあるんです?」
提督「そうだね。珍しく早朝に。」
信濃「なるほど」
いろいろあって
大本営「艦娘保護ですか、」
提督「実例はあるんです?」
大本営「昔話になるけど、いいかい?」
提督「いいですよ。時間なんてなんぼもありますし」
大本営「じゃあ、はなさせて貰うよ。
昔、いまの艦娘に似たような、防衛システムがあったのさ。
たとえ自分が被弾しても毎試合全線に出ていって、戦果を挙げ、
大破し、帰ってくる。その艦娘は、みんなが持っているような艦娘で、
みんなが思っている戦果とは違い、艦種とは違うような、
戦闘機のような挙動をしたと聞いているよ。その艦娘は、エンブレムを持っていて、
その様子からは、「アーセナル」武器の貯蔵庫と呼ばれる異名を持っていたらしい。」
提督「ふむ……それはどんな艦娘だったんだ?」
大本営「そうだね…アーセナルの異名から、謎の兵器開発が出来たり、どこまで行っても大破したっきり轟沈しなかったり、
噂だともはや深海棲艦のスパイと思われていた時もあったね。」
提督「その艦娘の最後はどうなったのか?」
大本営「分からない。」
提督「?」
大本営「分からないんだ。資料もない。ただ、東オリョール海で濃霧が発生した時、姿を消したと言われている。」
提督「なるほど。大本営、ありがとうございます。」
大本営「とりあえず、艦娘保護は許可するよ。
まだ小さい鎮守府のあなたには適任だろう。」
提督「わかりました、ありがとうございます」
再び鎮守府に
信濃「ん、提督。」
提督「大本営から話聞いてきたよ。」
信濃「どうなったんだい?」
提督「とりあえず、信濃の要望道理にはなったんじゃないかな。」
信濃「…わかった。」
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