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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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 5月の連休前、この日も私は泉希ちゃんの家に、帰る時に一緒に行っていた。宿題を一緒にするのだ。こうやって、時々、泉希ちゃんに勉強を教えてもらっていた。

「泉希 みゅうみゅんネ この前 先生から 褒められたんよっ」

「へぇー へぇー みゅんがほめられることってあるん?」

「うん 時々 小テストやるやんかー 段々 点数が良くなってるから・・ 最初の頃は 10点ぐらいしか 無かったの この頃 半分以上 〇になってきた 泉希が教えてくれてるお陰」

「そーなんやー じゃぁー 100点 めざそーな!」

「うん 泉希は いつも 100点?」

「うー 時たま 間違う時あるよ! 社会は 苦手」

「でも すごいなぁー どうしてぇー」

「先生の言うこと ちゃんと 聞いていたら 問題も わかるよ みゅんは だいたい ウチとやったとこは 覚えてるから きっと 100点とれるよ」

「そーかなぁー あのな みゅうみゅんは お母さんから 聖女学院に入れって言われてるの 大阪に出してくれた時の条件なんやー だから、一生懸命 勉強しないといけないの 今のまんまやったら 受からないと思うしー」

「そう 聖女学院ねぇー・・・」

「泉希は? なぁ 一緒にいこー」

「あかん うちは お金無いから 多分 公立の中学やー」

「・・・そうかー みゅうみゅんも みんなと 一緒のほうが いいんだけどねー たっ君も居てるシー」

「そーよねぇー あの後 デート してるんでしょ?」

「うん 彼 クラブあるから 土曜の午後にネ 河川敷の公園とかで ボール蹴りとかキャッチボールしてるの たっ君とあんなことしたやろー だから、まだ、会ってること、向こうのお母さんには内緒みたいなんやー だから、向こうの家にも行かれへんねー ウチの家にも内緒やけど・・」

「ふーん 禁断の二人かぁー」

「そんな 大げさなもんちゃうけど・・ なぁ 泉希 前に利勝君のこと あいつはヘタレやー って言ってたやんかー なんでーぇ? ちょっと カッコいいやんかー」

「へぇー みゅん あいつのこと かっこええんかぁー」

「まぁ おとなしいし 親切そー なんで? ヘタレ? 嫌いなん?」

「いいやー ええ奴やと思うよ クラス違うけど 女の子にも人気あるみたい」

「でしょう? だのに なんでー」

「・・・ 冬休みにな 一緒に 宿題やってたんやー 休憩するんでベッドに並んで座ってたんやけどなー ・・・ウチも ふらっとしてたんやろなー・・・あいつに手を重ねて、顔を向けて眼をつむってたんやー そしたら あいつ なんてゆうた思う?」

「うーん 好きやとか・・」

「ちゃう! 腹へったなー 饅頭でも持ってこようかー 泉希は何がええ?
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