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インフィニット・ストラトス〜黒き守護者〜
クラス代表就任パーティー
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。俺に触るとヤケドするぜ、とか!」
「自分、不器用ですから」
「うわ、前時代的!」

 どんぐりの背比べするなよ。

「じゃあまあ、適当に捏造しておくからいいとして」
「悪い方向でなければ容認しましょう」
「勝手に容認するな!」

 俺が先輩に許可を出すと一夏に突っ込まれた。

「ああ、セシリアちゃんもコメントちょうだい」

 この人、俺を最後にする気だな。

「わたくし、こういったコメントはあまり好きではありませんが、仕方ないですわね。コホン。ではまず、どうしてわたくしがクラス代表を辞退したかというと―――」
「ああ、長そうだから織斑君に惚れたからってことにしておくわ」

 実はここの新聞部ってマトモな人間が居ない気がする。……俺も含めて。

「では次は圧倒的な火力でセシリアちゃんをねじ伏せた風宮君。クラス代表戦には出ずに倒したけど、これからはどうするつもり?」
「ISに関しての知識を蓄え、ISの性能を引き出せるために自分を鍛えつつ、一夏とオルコットを鍛えてようと思っています」
「え? どうして? セシリアちゃんは代表候補生よ?」
「オルコットは射撃の腕は高いですけど接近戦は性能差もあり俺や一夏には勝てないから接近戦を鍛えつつ射撃能力を基礎から。一夏は剣一本なのでこれからのことも考えてISでの特訓に加えて篠ノ之と生身で特訓してもらいます。あと知識面ですが、それはその二人をさっき名前を挙げた二人を省いたクラスメイトに手伝ってもらおうと思っています」

 俺が思ったことを口にすると、篠ノ之とオルコットから抗議された。
 あの後、何度かオルコットと模擬戦をしているが、

「オルコット、結局のところお前は俺に負けているだろ」

 その言葉にオルコットは気まずそうに顔を背けた。

「それに篠ノ之、お前は朝に特訓できるんだからそれでいいだろうが」

 その言葉には女子たちが賛成する。中には「同室じゃん」という声も。

「大体、思いを伝えられないヘタレが数増やして会おうなんて考えるな。それに―――一夏のは不治の病だ」
「え? 俺はこのとおりピンピンしてるぞ?」
「そういう話じゃない」

 誰かこいつの頭をどうにかしてくれ。

「じゃあ、次は写真ね。織斑君とセシリアちゃん、そして風宮君は―――」
「あ、俺はパスで」

 そう言ってその場から去ろうとしたが―――

「どうして!?」
「面倒以外に理由がいります?」
「ええ!? 今なお人気急上昇中なのに!?」
「まぁ、とりあえずこのジュースでも飲んで落ち着いてください」

 オレンジジュースを渡すと、彼女は飲んで―――倒れそうになったところを受け止める。それなりに胸があるせいか腕に当たるが、そんなことはまったく気にならなか
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