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インフィニット・ストラトス〜黒き守護者〜
フルバースト!
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体反応は、ありか。

『ブルー・ティアーズ、シールドempty 勝者―――風宮祐人』

 競技用してはかなりの威力だったなと思いながらため息を吐く。

「……ムカつくのはわかるが、やりすぎだ」

 オルコットを一夏に任せ、俺は織斑先生から説教を食らっていた。

「……あれでも、かなり手加減したんですけどね」
「ほう。まともに当てているようだったが?」
「敢えて言いましょう。己の傲慢さが招いた自業自得だと思います」
「それは否定せんが、やっぱりやりすぎだ」
「仕方ないでしょう。たかが軍事施設で訓練しかしていないヒヨッコごときに遅れを取る気はないので」

 俺の発言に織斑先生は頭を抱えた。

「代表候補生をヒヨッコとはな。だが山田先生は元代表候補生だぞ。それはどう評価する?」
「かなり高レベルの位ですね。オルコットとは比べ物になりません。山田先生に失礼です」

 そこまで言うかと言いたげだった。
 現にそうだ。今の俺のISレベルだと機体性能に助けられているという言葉が正しいだろうが、それでも相手の強さぐらいはわかる。格ぐらいはすぐに見抜ける。

(明日からは、ISでの特訓だな……)

 勉強は篠ノ之に任せよう。同室だし、なんとかしてくれるだろう。
 織斑先生との話を終え、俺は篠ノ之に自分が作成した参考書を渡した。
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