暁 〜小説投稿サイト〜
くらいくらい電子の森に・・・
第三章 (1)
[10/10]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
あいつには何か、魔性があるんだ。…姶良よ、お前にもいずれ分かる」
「魔性じゃなくて愛着でしょう。それこそ、よくあることですよ」
「あ、あのぅ…むつかしいお話、終わり…ですか?」
地図の端をめくって、ビアンキがそっと顔を覗かせた。せっかく全画面表示にしたのに…。
「ん、そろそろ終わりだよ。悪かったね、放っておいて」
「あ――――!!!」
柚木が突然声を張り上げ、ノーパソの方に身を乗り出した。
「な、何だよ」
「この服!なにこの服!!」
「服って…べつにいつも通りの」「あんたの服じゃない!!」
ぴしゃりと言い放つと、柚木はノーパソの液晶を叩いた。
「ビアンキのワンピース!MOGMOGには着せ替え機能はなかったはずだよ!!」
「……げ」
そっと、メッセンジャーバッグに手を伸ばす。これ以上騒がれる前に、ノーパソをひったくって逃走しよう……。

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ