第一章
[2]次話
つまさきティミーのお話
つまさきティミーはこの時奥さんと一緒に冬の準備をしていました、お家の中を暖かいままでいる様にしてです。
ご飯を沢山お家の中に入れていました、様々な木の実をお家の中に入れていきます。そんな中に胡桃の実もありますが。
その実を見てです、奥さんは旦那さんに言いました。
「胡桃は美味しいけれどね」
「何かあるのかな」
「かさばるでしょ」
奥さんが言うのはこのことでした。
「胡桃って」
「ああ、殻が大きくてね」
「だからね」
「胡桃はなんだね」
「あまり中に入れられないわね」
「しかし子供達も好きだしね」
だからだとです、旦那さんは奥さんに言いました。
「出来るだけね」
「中に入れておきたいのね」
「僕も好きだし君もだよね」
「美味しいって言ったでしょ」
これが奥さんの返事でした。
「好きなことは事実よ」
「問題はかさばることだね」
「そう、どうしたものかしらね」
「だったら中を出そうか」
ご主人は奥さんに提案しました。
「胡桃も中身だったらかさばらないね」
「そうね、それじゃあ」
「うん、胡桃の殻は全部出して」
「そのうえで蓄えるのね」
「そうしよう、それでどうかな」
「それはいいわね、わかったわ」
奥さんはご主人の言葉に頷きました。
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