第二千八百十話 それは誹謗中傷
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第二千八百十話 それは誹謗中傷
日本のかつての上司の上司の方のお写真を燃やしたもの、上司の人達のお口にハイヒールの先を入れたもの。
そうしたものを観てです、日本はお顔を顰めさせました。
「表現の不自由展ですか」
「これはもう自由がどうか芸術がどうかではないですね」
妹さんもそうしたお顔になっています。
「最早です」
「誹謗中傷ですね」
「それも悪意のある」
「芸術の感性は人それぞれにしましても」
それでもというのです。
「しかしです」
「これはあんまりですね」
「誹謗中傷があればです」
創作したものにです。
「その時点で問題です」
「風刺ともまた違いますし」
「今私達が目にしているものは」
「そう考えますと」
「これは芸術ではありません」
「ただの誹謗中傷です」
悪意に満ちたそれだというのです、表現の不自由を訴えるのではなくそれだと金髪にした過去にも問題を起こしている人を見て言うのでした。
第二千八百十話 完
2023・7・17
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