第二千八百五話 別に変わらない
[8]前話 [2]次話
第二千八百五話 別に変わらない
ブルガリアはルーマニアに言いました。
「お前最近凄いからさ」
「いや、だから凄くないずら」
ルーマニアはコンプレックスが見事にお顔に出ているブルガリアに何を言っているずらというお顔で応えました。
「おいらは」
「いや、だから成長率とかさ」
「おいらはおいらずらよ」
表情は変わりません。
「駄目な奴ずらよ」
「けれどさ」
「だってこんなのあるずら」
こう言ってでした。
ルーマニアはブルガリアを某脚本家さんお得意のワープである場所に案内しました。
「俺達も一緒だな」
「そうですわね」
見ればフワンス兄妹も一緒です。
「ここは美術館ですわね」
「何で連れて来られたんだ?」
「ここに見せたいものがあるずらよ」
「見せたいもの?」
ブルガリアは首を傾げさせました、本当に急に美術館に連れて来られて彼もフランス兄妹もいささか驚いています。
第二千八百五話 完
2023・7・15
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ