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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第二話 にゃんぱいあその二
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 そしてだ。そこでだった。
「おそらく。時期的には仮面ライダーニ号が出て来てから」
「確かかなり最初ですよね」
「そうだったな。仮面ライダー一号が欧州に経ち」
 ショッカーとの激戦の中で、である。
「仮面ライダー二号が日本に残ってから」
「あの頃にですか」
「スサノオの考えが変わった様だ」
 その辺りからだというのだ。
「二人の仮面ライダーと戦い」
「そうして」
「仮面ライダー、ひいては人間を見ていてだ」
「世界征服の考えを変えたんですか」
「表向きは違っていた」
 ショッカー、ひいてはバダンまでだ。その考えは同じだった。
「世界征服のままだった」
「けれどそれは」
「あくまで表向きだ」
 それだけのことだったというのだ。
「それだけだった」
「では実は」
「仮面ライダーとの戦いを楽しむようになっていた」
 そうなっていたとうのだ。スサノオは。
「その証拠に作戦もだ」
「戦いのそれがですか」
「世界征服の為の作戦ではなくなってきていた」
「ですね。言われてみれば」
 五代もだ。一条のその話を聞いてだ。
 考える顔になりだ。こう述べた。
「最初は世界征服の作戦ばかり立てていたのに」
「変わってきたな」
「ライダー打倒の。つまりは」
 ライダー打倒は題目に過ぎない。では真の目的は。
「ライダーに罠や強敵をぶつけてですね」
「それをライダーがどう潜り抜けるか」
「それを見て楽しむ様になっていったんですね」
「それは御前もわかるな」
「はい」
 一条の今の問いにだ。五代はそのライダーとしてだ。こくりと答えた。
 そすいてだ。こうも言ったのだった。
「俺も。もうすぐで究極の闇になりましたし」
「一歩間違えれはな」
「グロンギ達との戦い自体が罠でしたから」
 既にだ。五代も一条もこのことを把握していた。
 それでだ。五代も今言うのである。
「クウガとして彼等と戦い」
「人間として戦い」
 一条はクウガ、ひいては仮面ライダーを定義付けて話す。
「そしてだ」
「その戦いの中でグロンギになるのか」
「人間であり続けるのか」
「それを見ていたんですね」
「ン=ダグバ=ゼバはスサノオの分身の一つだった」
 一条はまた指摘した。
「そのこともだ」
「はい、アークオルフェノクやワイルドジョーカー、キュリオスやカイも」
 彼等は全てだ。スサノオの分身だというのだ。
「全てスサノオだからだ」
「あいつはその都度俺達に仕掛けていたんですね」
「人間が自分の仕掛けた罠にどうするのか」
 一条はまた話す。
「どう切り抜けるのかをだ」
「見る為に」
「仕掛けてきている」
「そしてそれは仮面ライダーに対してだけじゃなかったんですね」
「他の世界の戦士達」
 まだ姿も名
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