第二千七百九十五話 普通にしていた
[8]前話 [2]次話
第二千七百九十五話 普通にしていた
フランスは妹さんと一緒にルーマニアのお家に行って彼に屋根の目のことを言うと普通に言われました。
「魔除けでいいずらな」
「いや、怖いよ」
「そうですわ」
兄妹でルーマニアにどうかというお顔で言います。
「わたくし達にしましても」
「どうしてもな」
「まあ今でもいるずらからな」
ここで笑って言うルーマニアでした。
「おいらには」
「おい、いるって何だよ」
「まさかと思いますが吸血鬼ですか?」
「そうずら、だからずら」
とんでもないことを平気なお顔で言うルーマニアでした。
「魔除けそして埋葬する時もずら」
「吸血鬼対策かよ」
「それをしていますの」
「昔からずらな、まあ流石に減ったずらが」
「そういえばヴァピールなんて職業あったな」
「そういえば」
「いないとは思わないことずら」
怖いことを言うルーマニアでした、実際にそうしたお話があったりします。
第二千七百九十五話 完
2023・7・10
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ