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転生!DORAGONBALL THE WORLD!!
ナメック星編
第十四話 ついに覚醒、伝説の戦士孫悟空!!
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爆風が収まり、あたりは静寂に包まれた。

「...す...すげぇ...本当にフリーザをやっつけちまうなんて...」
クリリンが安堵と喜びの声を上げた。

「へへっ...サンキュー...バーダック!」
悟空はゆっくりと体を起こしその場に座った。

しかし声をかけられたバーダックはというと自分の握った拳を見つめていた。
見るとバーダックの髪色には金色は全くもって見られなくなっていた。

何かを思っていたのかバーダックはしばし考え事をしているようだったがしばらくすると何かを決心したように顔を上げた。

「フリーザも片付いたことだ。地球に帰るか。」
俺はみんなに問いかける。

すると慌てたような悟飯の声が聞こえてきた。
「ピッコロさん?ピッコロさん?しっかりして?」

悟飯は瀕死になっているピッコロを揺さぶっていた。

「悟飯。大丈夫だ。ピッコロはまだ息がある。気を分け与えてあげりゃあ...よし、これで大丈夫だ。」
悟空はピッコロに気を与えてやった。
すると傷が少し治り、息も安定するようになった。

「悟飯、ピッコロを背負ってやってくれ。オラたちが乗ってきた宇宙船が近くにあるはずだ。」

「はい、わかりました!お父さん!」

「あ...ああ...」
クリリンが急におびえたような声を出し皆がまた“奴”が来たのかと息をのんだ。

「ブルマさんのこと忘れてた...なんて言おう...」

「ふぅ...なんだよクリリン...脅かすなよ〜」

「はは...悪い?」

「じゃあ途中でブルマのとこにもよって帰るか。」

「ああ、そうだな!」



























――――――しかし仮初の平穏も直ぐに打ち破られた。


俺の左側に一瞬紫色の光が見えたと思ったら、後ろで呻き声が聞こえた。
振り向くと悟飯の胸に光線で貫かれた跡が残っていた。

「「悟飯?」」
悟空とバーダックが悟飯をかばうように移動し、光線の放たれた先に目を向ける。

「フフ..フフフフ....フリーザ?」
クリリンが絶望に満ちた声を上げ、再びその場は恐怖に陥る。

嗚呼、なんてしぶとい奴だろうか。
ここまで顔を見たくないと思ったことがあるだろうか。

「はぁ...はぁ...さすがの俺も...今のは...死ぬかと思った...」
「このフリーザが死にかけたんだぞ!!!!」

フリーザの顔は完全に怒りと憎悪に?まれており、圧だけで動けなくなるような殺気が放たれていた。

フリーザが右手を前に出した。
その手はクリリンの方を差し、ゆっくりと腕を上げていく。
その腕にまるで連動するようにクリリンが慌てふためかせながらゆっ
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