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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百五十九話 同盟 その3
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第三百五十九話 同盟 その3
無色主義。
それは何色にも染まらない自由な主義。
そして、この国に『無色主義』による革命を起こすために結成された組織『カラーレス』。
この物語はカオスと化した敗戦国、新日本に革命を起こすために戦う、若者たちの青春群像劇である。

カラーレスとカミカゼ、二つの反政府組織が同盟を結んだ連合軍による、BEI軍基地襲撃作戦によって、BEI軍基地は炎の海に包まれていた。
そして、炎の海に包まれたBEI軍基地内では、カラーレスの戦士たちと、BEI軍兵士達による激しい銃撃戦が発生していた。
先日の武器庫爆破作戦の成功が功を奏し、本来、圧倒的不利であるはずのカラーレスは、武器弾薬が枯渇したBEI軍兵達と善戦。
炎に包まれた基地内に飛び交う鮮血の雨。
そして、地獄と化したBEI軍基地での度重なる戦闘で、狂戦士と化した能沢エーイチロウ。
支配する側としてのプライドを捨てたBEI軍基地の上層部は、支配されている側の日本のケーサツとジエータイに増援を要請する。
地獄と化したBEI軍基地に、ケーサツとジエータイの増援が接近する、この絶望的な状況下でも、狂戦士と化した能沢エーイチロウの闘志が燃え尽きることはなかった。

遠くから、パトカーと消防車と救急車のサイレンの音が聞こえてくる。
俺は硝煙と炎が漂う、地獄と化したBEI軍基地内で、武器と弾薬が枯渇したBEI軍兵たちを、銃や刃物で一方的に殺害していく。
「この音は...!なるほどな、この基地のお偉いさんどもは、命惜しさにプライドを捨てて、日本のケーサツとジエータイに助けを求めたのか...なら、この基地に増援が到着する前に、全員、皆殺しにしちまえばいいだけの話だァ?」
俺は銃を乱射しながら、ひたすら、基地の最上階を目指す。
そして、殺したBEI軍兵達から武器を奪い、ひたすら走り続ける。
上の階に進めば進むほど、火災による黒煙が激しさを増してくる。
俺は、すでに死体と化していたBEI軍兵から、ガスマスクを奪い、顔に装着する。
BEI軍兵が吐血していたせいで、ガスマスクの内側にこびりついた血生臭い匂いが、俺の鼻腔を突き刺さす。
基地指令室の護衛を担当していたと思われる、BEI軍兵達が、廊下に倒れている。
倒れている死体には、外傷の痕がない。
おそらく、火災で発生した黒煙に含まれた一酸化炭素を吸って死んでしまったのだろう。
俺は廊下に倒れているBEI軍兵達から銃と銃弾を奪う。
大量の銃のスリングを肩に背負っているせいか、肩がだんだん痛くなってきた。
このままだと運動性にも、支障をきたす可能性があるが、武器は多いに越したことはない。
大量の銃を所持した俺は、指令室に入る。
指令室にはもう、人は1人も残っていなかった。
「なるほど...お偉いさんどもはもう逃
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