第二千七百六十二話 阪神が絶好調なのに対して
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第二千七百六十二話 阪神が絶好調なのに対して
二年目を迎えた岡田監督率いる阪神はJFKと呼ばれる強力無比な中継ぎ抑え陣に加えて強力打線にです。
「岡田監督の采配がいいですね」
「実はあの人理論派で頭の回転早いですからね」
日本兄妹は勝ち進む阪神を観てお話しました。
「ですから」
「はい、今の阪神は強いです」
「ですが」
妹さんはここで阪神に惨敗した巨人を観て言いました。
「それに対して」
「巨人は正反対ですね」
「監督の質が違います」
「それが完全に出ていますね」
「あの人選手としていいだけですから」
日本妹はベンチで一人ぼっちで腕を組んでいる堀内を見て言いました。
「コーチとしても監督としても駄目過ぎますね」
「そうですね、そして評判を聞きますと」
「人間としても駄目過ぎるので」
「どうにもなりません」
「最下位になってもおかしくないですね」
「あの戦力でも」
名将と愚将の差がはっきりと出ていました、その中で遂に三年契約二年目で堀内解任の話も巷で出て来ました。
第二千七百六十二話 完
2023・6・23
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