暁 〜小説投稿サイト〜
転生!DORAGONBALL THE WORLD!!
ナメック星編
第十一話 食らいつく龍の牙
[1/7]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
-ワサビside-

「さてと、ネイル。ウォーミングアップに手伝ってくれてありがとうな。そろそろフリーザが来るはずだ。最長老様の元に戻ろう。」

「ああ、その前に一つ質問があるんだがいいか?」

「いいけど、移動しながらでいいか?」

「それで構わない。」
俺たちは最長老様の所まで風を切り移動した。

「それで、質問とはなんだ?」

ネイルの顔はより真剣になった。
「単刀直入に言う。今のお前ではフリーザに勝てるのか?」

俺は少々悩んだ後にこういった。
「それはわかんねぇな。確かに今の俺のパワーは途轍もなく上がっている。第一形態のフリーザなら本気を出せばイチコロだ。」

「第一形態だと?」

「そういえば言ってなかったか。フリーザは変身型の宇宙人でフルパワーになると今の俺の全力でも傷をつけるのがやっとぐらいだ。」

「だったらフリーザが第一形態のうちに殺してしまえば...」

「悪いがそれはできない。」
そう、たとえアイツがどんなに悪だとしても、フルパワーでもない奴に勝ってうれしくはない。これもサイヤ人になったせいだと思うが、純粋に俺より数倍も離れたやつと戦いたい。そんな欲求が俺の中で渦巻いている。

「そうか、だが一つ約束してくれ。」

「なんだ?」

「最長老様には決して被害を及ぼすな。俺のことはどうでもいい。」

そこにあったのは最長老様の付き人として長年過ごしてきたネイルの誇りがあった。

「約束する。」

「ありがとう。では、行くぞ!」

俺たちはさらに加速した。

俺たちは最長老様のもとに到着し、軽い挨拶を済ませた後扉の前に二人で立った。

そして俺はテレパシーでクリリンに連絡を取った。

(クリリン...聞こえるか?俺だ。ワサビだ。)

ボールを並べポルンガを召喚しようとしていたクリリン達だったが、急に無と会話し始めたクリリンを不思議がった。

「この声は...ワサビか?今何をしてるんだ!無事なんだろうな?」

「クリリンさん!どうかしたんですか?」

「ワサビからテレパシーが送られてきた。」

「なんだと?」

(ああ...今はな。そっちの状況はどうだ?)

「こっちはドラゴンボールをすべて集めて今から召喚するところだ。それにしても今はってどういうことだ?」

(時間がないから手短に伝える。今俺がいるところにフリーザが来ている。俺が何とか足止めをするからその間に召喚をしてくれ。)

「それだったら今からポルンガを呼んだらいいんじゃないか?」

(それだとフリーザがこっちに来る前に不信がってUターンしそっちに戻っちまうかもしれないだろ?そうなったら結構ヤバい状況になるかもしれねぇ。)

「でもお前が囮になる必要
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ