暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜黒き守護者〜
IS学園試験!
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「何ですか?」
「ISを動かすときには規則があるのでこれを読んでおいてほしいです」

 そして渡されたのは『IS起動におけるルールブック』と書かれた辞書並みにデカい本を手渡された。

(またわかりやすく編集するか……)

 ディアンルグの武装チェックとか、弱点とかちゃんと調べておかないとな。





 ■■■





 俺はパソコンで調べ物をしていると、真耶さんが帰ってきた。

「おかえりなさい」
「ただいま帰りました―――って、どうしてそんなに汗を掻いているんですか!?」

 真耶さんは俺の状態を見て派手に驚く。

「ああ。運動を少しばかり」
「それだけでそんなに汗を掻くんですか?」
「……女装して特訓していました」
「なるほど。では、先にシャワーを浴びちゃってください」
「すみません。お先です。あ、もう夕食はできているので食べてくださいね」

 ちなみに真耶さんが帰宅したのは7時。女尊男碑というものはここまで男と女の立場を変えてしまうのか。………たぶんだけどこの状態が偶然そうなっているだけだろうけど。

 そしてお互いがシャワーを浴びた後、俺は真耶さんにセクハラ―――もといマッサージをしていた。

「どうです? 気持ちいいですか?」
「は、はい〜」

 この後、たまたま千冬さんが来た瞬間に殴られた。どうやら俺が無理矢理しているように見えたらしい。
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