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おぢばにおかえり
第七十四話 おぢばのカレーその十九

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「口には出さないでね」
「そうします、あとオリックスも嫌いです」
「そういえば詰所の新聞でいつも喜んでるわね」 
 オリックスが負けたらです。
「勝ったらりっぷくしていて」
「このチームも嫌いでして」
「負けたら嬉しいのね」
「はい」
 実際にというのです。
「心から」
「そう言えるところが新一君ね」
 悪い意味で思いました。
「そこは気をつけてね」
「嫌いな相手でもですか」
「負けて嬉しいとか思わないの」
「じゃあどう思えばいいでしょうか」
「何とも思わないことよ」
 こう注意しました。
「いいわね」
「じゃあ巨人が勝っても」
「それは嫌だけれどね」
 私もアンチだからです、ですがそれでも流石に新一君みたいに極端に嫌い抜いている訳ではありません。
「けれど出来たらね」
「嫌いな相手でもですね」
「思わないことよ」
「それがいいですか」
「そう、いいわね」
「野球でもですね」
「長池先輩達にもだしね」
 先輩も気を悪くされていることは間違いないからです。
「そのこともね」
「あの人達ですね」
「最近ましになった感じだけれど」
「今も嫌いですけれどね」
「それでもね」
「出来れば会いたくないですが」
 何だかんだで嫌いな感情は隠していません。
「どんな人か少しわかったので」
「だからなのね」
「以前よりはです」
「嫌わなくなったのね」
「残酷な人達でも」
 どうしてもその見方は変わらないみたいです。
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