第二千七百三十八話 関係ない人に暴力
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第二千七百三十八話 関係ない人に暴力
堀内恒夫が選手の人達を雨の日にグラウンドでランニングさせて自分は球場内の食堂でマスコミの人達と談笑しつつ食事を摂りました。
当然これに怒る人がいまして。
「ロッカー滅茶苦茶ですね」
「五番の人がしましたね」
日本兄妹は荒れたその場所を見てお話しました。
「これは酷いですが」
「怒る人がいるのも当然ですね」
「ですがそれをです」
「ちゃんと戻している人がいますね」
バントの名手と言われた人です。
「流石ですね」
「地味ですが堅実なプレイがここでも出ていますね」
自分から進んでフォローをします、ですが。
そこに堀内恒夫が来てでした。
「お前何やってるんだ！」
「！？」
日本兄妹は驚きました、何と。
堀内はその人がロッカーを整理している時に後ろからです。
何も聞かずいきなり飛び蹴りを浴びせました、そこから何度も殴ったのです。これには日本兄妹も唖然でした。
「な、何ということを」
「食堂のことといい」
最悪の暴力が出ました、まるでヤクザ屋さんみたいなそれが。
第二千七百三十八話 完
２０２３・６・１２
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