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私の 辛かった気持ちもわかってよー
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 テストの2日目を終わった後も、私達は図書館に寄ったのだけど、前の日に告白されたにも関わらず、私達の間にはなんにも変わりがなかったのだ。

 帰る時も、普通に並んで歩いているだけだったので

「なぁ 向かいに座ってたの 高校生のカップルなんやね あんなにくっついたりしてさー 肩なんかも寄せ合ってさー 仲 よさそう」

「だね ・・・ あんな風のが良いのか? 羨ましい?」

「そんなんちゃうけどなー ウチ等 付き合ってるんやろー 何も 前と変わらへんからヤン」

「だってよー そんなん 女の子のほうから 甘えてくるんちゃうんかー?」

「そんなことゆうてもなー いきなり ベタベタできひんやんかーぁ 例えば どっかに ふたりでデートするとかー・・・」

「ふーん デートなぁ 山葵 どっか 行きたいとこあるんかぁ?」

「いいやぁー べつにぃー 公園とか お散歩デートとか」

「あっ そう 考えてみる でも 僕達 受験生やから あんまー 遊べないからなぁー」

「でも たまには 息抜きヤン なぁ さっき 山葵 って 呼んだ?」

「あぁ 山城も・・ 固いやろーぅ? 嫌?」

「うぅーん ええでー」

「なぁ 今度の 土曜日 梅野小路公園にいこー 公園デート ウチ お弁当作るネ」
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