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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ   作:コーラを愛する弁当屋さん

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ペーパーシャッフル@ 〜大空の翼達〜

 

 生徒会交替式の数日後、中間テストの返却日がやってきた。

 

「……さすがに全員真剣な面持ちだ。準備はできているようだな。それでは中間テストの結果を貼り出すぞ」

 

 今日の午後一の授業はホームルームだ。

 入室してすぐ、茶柱先生がテスト結果の一覧を黒板に張り出した。

 

 「今回の合格点は40点以上が目安だ。それ未満の点数を取った者は退学処分となるだろう。……ちなみに掲示している点数には体育祭での結果も反映されている。活躍した者の中には点数が100点を超えた者もいただろう。だが、何点上回ろうとも等しく満点扱いとなっているぞ」

 

 茶柱先生の説明を聞きながら、俺は自分の名前を探した。

 

 沢田綱吉 88点

 

(88点かぁ。1学期よりは点数が上がっててよかった)

 

 本来なら俺は体育祭の1位ボーナスで100点を取れるのだが、そのボーナスは全てをポイントに変えてクラスに還元している為に点数の底上げはされてない。

 

「っしゃあああ!」

「う、嘘だろ!?」

「俺が最下位かよ!?」

 

 各々が自分の点数を確認する中、須藤君、池君、山内君が声を張り上げた。

 

 須藤君が喜ぶのも無理はない、いつも須藤君達3人は赤点スレスレなんだけど、今回須藤君は平均で60点をとっていたのだ!

 

「健! この裏切り者〜!」

「そうだぜそうだぜ!」

「へっ! 俺は勉強を頑張ったんだよ! 鈴音が根気よく付き合ってくれたからなぁ!」

「……その程度で喜ばない。まだまだなんだから」

「お! ……おお。すまねぇ鈴音」

 

 鈴音さんの一言で興奮していた須藤君が大人しくなった。

 

「……まるで忠犬だな」

「ぷっw」

 

 後ろの席でボソッと呟いた綾小路君のその言葉に思わず吹き出してしまった。

 

(鈴音さんに尻尾を振る須藤君を想像してしまったよ)

 

 須藤君は体育祭で学年最優秀賞を取ることは出来なかったけど、鈴音さんが須藤君の頑張りを考慮して名前呼びを許可したらしい。

 

 そして、今回の中間テストでは須
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