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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
Dクラス、トラブルが起きる。
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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ   作:コーラを愛する弁当屋さん

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Dクラス、トラブルが起きる。

 

「おいおい! あれは正当防衛だっつうの! あっちが俺に殴りかかってきたから、反撃しただけだぞ!」

 

 須藤君が茶柱先生に食ってかかる。

 

(須藤君、また煽られて我慢できなくなっちゃったのか……)

 

 憤慨する須藤君を茶柱先生がなだめる。

 

「落ち着け、須藤。まだお前が悪いと決まったわけじゃない。だからPPの振り込みが保留になっているんだ。お前の処遇次第で、CとDのCPが変わって来るからな」

「まだ決まったわけじゃねぇって……じゃあ、いつ決まるんすか?」

「2日後の放課後に、CクラスとDクラスの数名で、生徒会の立ち合いの元に話し合いをする事になっている」

「は、話し合い?」

 

 須藤君の絞り出したような声に、茶柱先生が頷いて見せる。

 

「そうだ。Cクラスは訴え出た3名に加え、生徒がもう1人と担任教師が出てくるとの事。なので、こちらも5名で参加する。私と須藤は決まりだ。後3名、須藤の弁護する奴をクラス内で決めておけ」

 

 そう言った茶柱先生は教室から出て行った。

 

 しばらくの沈黙の後、軽井沢さんと佐藤さんが須藤君を睨みつけた。

 

「……須藤、あんた何やってくれてんのよ!」

「そうよ! せっかくCPが増えたのに、また0になっちゃうかもしれないなんて!」

「はぁっ!? だから俺は正当防衛をしただけだっての!」

「本当に? 須藤って普段から喧嘩っ早いし、信じられないし!」

「……なんだとぉ!?」

 

 女子2名と須藤君の言い合いに発展してしまいそうになるが、クラスのリーダーポジションである平田君と桔梗ちゃんが止めに入った。

 

「落ち着きなよ、3人共!」

「そうだよ。須藤君が悪いって決まったわけじゃないし……」

「……本当にそうかしら?」

 

 平田君と桔梗ちゃんのフォローに、水をさす人が現れる。……堀北さんだ。

 

「……どう言う意味?」

「簡単よ。たとえ正当防衛だったとしても、暴力を振るってしまった事実は変えられないわ。今回Cクラスが訴え出たのは、須藤君からの暴力。正当防衛を証明できたとしても、須藤君は悪くない
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